慶應義塾湘南藤沢高等部はSFCと呼ばれる、慶應義塾大学付属の私立中高一貫校です。帰国子女が全体の25%を占めるのが特徴であり、多くの帰国生が在籍しています。帰国生向けの英語教育が充実している点がSFCが選ばれている理由の一つです。

慶應湘南藤沢(SFC)高等部の学校情報

学校名慶應湘南藤沢(SFC)高等部
住所神奈川県藤沢市遠藤5466
TEL0466-49-3585
HPhttp://www.sfc-js.keio.ac.jp/index.html 
学生数約240名

慶應湘南藤沢(SFC)高等部 帰国生入試の受験情報

そんな、帰国子女に大人気の慶應湘南藤沢(SFC)高等部の帰国子女受験を検討されている方に、受験情報をお届けします!

2020年度 慶應湘南藤沢(SFC)高等部 HPの帰国生入試情報

募集定員高校1年生:男女
約30名2022年度から変更の可能性あり
HPhttp://www.sfc-js.keio.ac.jp/exam/info.html

どんな学校生活を送るの?

お子様が実際に通われるとなった場合、気になるのはどんな学校生活を送っているのか、というところだと思います。詳しくご紹介していきます。

人気の理由!しっかりとした英語教育と国際交流

帰国生は週6時間の英語ネイティブ教師による授業があります。英語クラスはレベルにより2クラスに分かれて学習します。各学年にはネイティブの担任教師がいるので、学生は日本人担任教師とは別のコミュニケーションを学びます。また高等部の学生は、毎年TOEFLを受験します。

英語授業はプレゼンテーション、ディスカッション、エッセイなどの課題を通し、英語を駆使して様々な分野で活躍できるような人材の育成を目指しています。帰国生のために英語教育に注力しており、レベル別に授業が受けられる点は嬉しいですね。

また、年間を通して留学生の受け入れており、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、シンガポール、韓国等からの学生が慶應SFCで共に学ぶ機会があります。

そして、慶應SFCの学生は1〜3週間の短期留学もしくは1年間の教育派遣留学として、国外へ留学することもできます。留学先は7カ国12校の高校から決められます。AFSやYFUなどの仲介を通し、毎年数名の学生が長期留学プログラムへ参加しています。欧米だけでなく、アジアや非英語圏へ留学する学生もいます。

慶應SFCでの英語教育の集大成として、6年クラスでは模擬国連に取り組みます。生徒が各国の国連代表を演じ、他国と協力した問題解決へ向けて、想像力を働かせながら議論を交わします。文化の多様性や、異文化への理解を相互に深める貴重な機会となっています。

慶應義塾一貫教育派遣留学制度

慶應義塾一貫教育校の学生を対象に、1年間の派遣留学プログラムがあります。選考により選ばれた派遣生は、英国・米国の名門ボーディングスクールへ送られます。奨学金として学費・寮費・渡航費が支給されます。

コース留学先
高3コースPhillips Academy Andover(米国、共学)
Phillips Exeter Academy(米国、共学)
高2コースDeerfield Academy(米国、共学)
The Taft School(米国、共学)
The Hotchkiss School(米国、共学)
Choate Rosemary Hall(米国、共学)
Winchester College(英国、共学)
Shrewsbury School(英国、男子校)

社会の良識が校則

慶應SFCでは、私立一貫校高にありがちな厳しい校則などはありません。細かな校則は設けず、「社会の良識が校則」とし、自由な雰囲気の中で学生たちは責任を身につけていきます。

PCやタブレットを使用した学習と第2外国語を学ぶカリキュラム

国語、英語、社会、数学、理科、保健体育、音楽、美術、技術、家庭、情報、第二外国語などの教科を学びます。情報の教科ではタブレットやパソコンを用いて、デバイスを使用するスキルを学んだ後には、情報と社会の関わり方など、深い考察や話し合いなど行います。他教科の課題への取り組みでも、パソコンを使用した文書作成やプレゼンテーションなどを行い、実践的なスキルを身につけていきます。

第二外国語は、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、朝鮮語から選択し、5〜6年生の2年間を通じて学習します。

ランチと通学

原則お弁当持参となっていますが、校内での軽食購入や、大学食堂の利用も可能です。スクールバスはなく、湘南台駅もしくは辻堂駅から路線バスに乗車します。それぞれ湘南台駅からバス15分、辻堂駅からバス25分の距離です。

また、学校に付属の寮はありませんが、帰国生として入学した生徒の中には、寮生活をして通学する人もいます。外部の学生向け寮などで寮生と衣食住を共にしている生徒もいます。子供だけが日本在住である場合や、自宅が遠方の場合でも通学することが可能です。

クラブ活動や学校行事

スポーツでは剣道、柔道、空手、フェンシング、サッカー、バスケットボール、バレーボール、テニス、水泳、スキーなどがあります。音楽、美術系では、演劇、軽音、吹奏楽、美術、茶道など。コンピューター、理科、電子工学研究などの理系部も活発に活動しています。

これらの活発な課外活動のために隣接している慶應義塾大学SFCの充実した設備が使えることも魅力の一つです。春の体育祭、秋の文化祭、東京六大学野球の早慶戦応援など、学内が一つとなって創る行事は、学生たちに広く愛されています!

卒業生の進路は?

慶應SFCの卒業生は、ほぼ慶應義塾大学へ進学しています。慶應SFC高等部が慶應義塾大学の付属高校である最大の特徴ですね。学生は高等部初年の4年時から進学したい学部について考えるよう指導され、慶應 SFC独自の選考と推薦に基づき全10学部への進学の道が開かれています。

求められる英語力は?

英語の試験で計られるのは、おおよそ英検準1級のレベルと非常に高いため対策をしてのぞむことをオススメします。帰国生は面接においても英語での質問があるので、日本語と英語の両方で基本的な受け答えができる必要があります。

また、2022年の帰国生入試からはTOEFL iBT 70点以上、または英検準1級以上を取得していることが新たな入学条件になります。入試前に基準のスコアを取得しておく必要があるため、余裕を持ったスケジュールで検定試験へ取り組むと安心でしょう。

2022年度の帰国生入試から募集人数が減る!?

2019年4月から、横浜初等部からの慶應SFC中等部進学を受け入れを開始したことに伴い、中等部の定員がこれまでの1学年4クラスから6クラスへ増設されることになりました。

これにより影響が出るのが、高等部の帰国生入試枠です。2022年度の募集定員がこれまでの30名から10名減り、約20名となる予定です。出願資格の条件も新たに加わるので、2022年度入学受験を検討される方はご注意ください!

2022年度 高等部帰国生入試(予定)

募集人数約20名
募集条件基本条件と【A-D】のいずれかの条件を満たす
TOEFL iBT 70点以上、または英検準1級以上を取得していること(有効期限内の証明を提出)
選考方法書類審査、筆記試験
国語:課題文型小論文、数学)、面接
試験日時2022年2月上旬〜中旬

さいごに

慶應湘南藤沢(SFC)高等部のポイントをおさらいすると、

慶應湘南藤沢(SFC)高等部
  • 帰国子女ウェルカムな国際色豊かな高校
  • 慶應義塾大学の付属校としてのメリットを享受
  • 週6時間のネイティブ教師の授業による充実した英語教育と、留学制度

となります。帰国生から非常に人気の学校なので、英国数の対策はもちろん、過去問対策も早めから行うことをおすすめします。