はじめにー昌平高校について

昌平高校は埼玉県の北葛飾郡に位置する、IB(国際バカロレア)認定校です。

チャレンジ精神にあふれ、国際的にも第一線で活躍できるような生徒を、「手をかけ、鍛えて、送り出す」ことを目標としています。

IBプログラム以外にも、特別進学コース選抜進学コースなどの用意があり、卒業後の進路も優秀な成績をおさめています。

中高一貫校でもあり、中等部は埼玉県で初めてIBの中等教育プログラムの認定校とされています。

学生一人ひとりに合った学習支援もおこなっており、入学後のお子さんの成長も大いに期待ができる格好です。

新型コロナウイルスの影響で学校説明会の頻度や、キャンパス見学の機会も減る中、情報集めやお子さんの学習支援に関して不安を抱える方も多いかと思います。

今回は、昌平高校

  1. 学校生活
  2. 大学進学実績
  3. 入試情報

についてまとめて紹介していきます!

昌平高校の学校生活

まずは昌平高校学校生活をみていきましょう。

昌平高校は、主体的に学び、自ら考えて、自分の意見をしっかり主張できる生徒の育成を重視しています。

中等部の教育と同様に、才能開発教育、人間教育、国際教育と健康教育を大切にしていて、文武両道を意識した教育カリキュラムを用意しています。

ここでは、昌平高校学習の特色や、高等学校のコース分けを紹介します。

学習支援

学ぶ楽しさを覚え、学びを生活のリズムに取り込むことを大事にしているこの学校では、中学から高校の6年間で、学習の基礎力、応用力、そして実践力を鍛えていきます。

高等部では、それぞれの進路に合わせて1日の学習ペースや、部活にかける時間、自習にかける時間などが変わってきます。

生徒一人ひとりに合わせた、勉強の弱点を見つけ、その対策もできる【SHシステム】を導入していて、弱点が完全に克服できるまで繰り返し学習ができるようになっています。

国語・英語・数学・社会・理科といった基礎の5科目でも、遅れがないようにしっかりとした学習の支援が用意されていて、確かな実力へとサポートしてくれます。

高等部

昌平高校3つのコースに分かれています。

IBコース(平成31年度新設)IBコースはここ数年で導入されたコースで、MYPに続き、国際バカロレアの教育理念を基に多様な文化への理解と村長の精神を育てていきます。
特別進学コース特別進学コースでは国公立大学や難関私立大学の現役合格を目指すべく、平日の講習や夏休み中の学習合宿など、生徒一人ひとりの目標とニーズに合わせた学習支援をおこなっています。
選抜進学コース選抜進学コースは、GーMARCHや中堅大学への進学を目指し、一般入試だけではなく、推薦やAO入試対策など、幅広くサポートしてくれます。

お子さんの夢や目標、勉強のモチベーションにあわせて自由に自分の環境を調整できるのは、勉強の効率も上がりますし、大きな利点ですね。

どのコースを選んでも、学習合宿や特別講習模擬試験や英検受験指導などの学習支援は充実しているので、自分の目標にあわせた勉強ができるのも魅力です!

英語教育

昌平高校英語教育の一環で、中でも国際教育にしっかりと力を入れています。英検全員受験運動を進めており、高校3年終了時には約45%の2級以上を取得しています。準1級や1級を取得している生徒ももちろんいます。

各学年とも、英会話を含めた英語の授業を、1週間あたり7〜10時間用意しています。

校内には【インターナショナル・アリーナ】という部屋があり、日本語禁止のゾーンを作って、英会話の授業ESSのクラブ英検の二次試験対策の場として使われています。

2年次の生徒はカナダでの修学旅行・語学研修に参加します。異文化経験を通して、語学力を一気につけて、大きく成長して帰ってきます。希望者には、さらにオーストラリア、セブ島での語学研修の機会があります。

帰国してもなお、英語力を維持し、向上できる環境が整っているのは安心できるポイントですね。

昌平高校の大学進学実績

昌平高校大学進学実績をみてみましょう。

さて、このような充実した教育環境で学んできた生徒たちは、どのような大学へ進学しているのでしょうか?

毎年多くの国公立大、早慶上理、G-MARCHの現役合格生を輩出しています。

以下は、過去の主な合格大学です。

  • 東京大学
  • 筑波大学
  • 慶応義塾大学
  • 早稲田大学
  • 東京理科大学
  • 中央大学
  • 立教大学
  • 法政大学

受験生のサポートをするべく、昌平高等学校の卒業生がチューターとして現役生徒の質問に答えたり、単元別の学習指導をしてくれたりします。手厚い進路指導も、昌平高校の魅力のひとつです。

昌平高校の入試情報

昌平高校入試情報を確認します。

グローバルな、幅広い教育を目指している昌平高校ですが、帰国子女入試はどのようなものなのでしょうか?

募集要項

昌平高校募集要項は、以下のような条件です。

(2021年度の募集要項を参考にしています)

  1. 保護者の海外勤務に伴い、海外に継続して2年以上在住し、帰国後4年以内の者。
  2. 国の内外を問わず、通常の課程による9年間の学校教育を修了、または令和3年度の3月末までに修了見込みの者。

入試科目

【特別進学コース・選抜進学コース】

試験科目英語(50分・200点)
面接本人のみ

【IBコース】

試験科目英語(50分・200点)
作文(40分:日本語800字 or 英語400語・100点)
面接(本人のみ)

作文の英語・日本語は出願時に選択

英検の取得証書を提出するなら2級以上の成績が求められている、という点に高いハードルを感じる方もいるかもしれませんね。最低でも準1級は確実に取得していたいところです。

帰国子女入試は通常の国語や数学の試験がない代わりに、(IBコース以外は)英語のみの入学試験となっています。200点満点と得点も高く、しっかり問題も抑えておきたいですね。

TCK Workshop であれば、日本と海外、両方のカリキュラムに精通し、高校受験科目の指導経験も豊富な講師がたくさんいます。

昌平高校の受験を検討されているのであれば、是非下記の無料相談フォームから気軽にご相談ください。

昌平高校のまとめ

昌平高校はいかがでしたか?

昌平高校では、充実した教育プログラム丁寧なコース分けを用意することで、生徒一人ひとりの勉強のモチベーションに合った学生生活が送れます。

英語教育国際教育も進んでいて、常に変わりゆくグローバル社会に取り残されないような、国際社会に生きる人として、大きく成長することが期待できます。

ただし、せっかくあるこの学校の語学研修や、厳しくレベルが高いなどと名が高いIBプログラムの機会も、有効に使いたいのなら、今までの学校の英語教育だけでは足りないことが多いです。豊富にある選択肢も、入学後授業に追いつくだけで精いっぱい、ですとそのチャンスをフルに活用できるとは言い切れません。

受験前から余裕を持って力をつける学習ができるように、入学前からしっかりと準備を進めておけるのが望ましいですね。