海外の学校に通う皆さんは、これから新学期ですね! 今回は、国際バカロレア(IBDiploma)をこれから始める方に向けて、IB Diploma (DP)の科目選びのポイントをお伝えします!

IBディプロマの科目選択

IBDPは、6科目を2年間で学習するプログラムです。6つに分かれた科目群(Group)から1教科を選択し、自由に組み合わせて履修することができます。

それぞれHigher Level(HL)とStandard Level(SL)に分かれており、3~4教科はHLコース、残りをSLコースとして学習します。詳しいIBについての解説は、こちらの記事をご参照ください!

学校によって履修可能な科目が異なるため、科目選択にあたっては、学校の先生とよく相談することが大切です。とはいえ、学校によっては先生があまりIBに詳しくない、あるいはあまり親身に相談にのってくれないなどのケースもあるかと思います。

弊社TCK Workshopでは、科目選択からIBDPに向けての下準備、コースが始まってからのサポートまで、経験豊富な講師陣が皆さまの学習をしっかりとお手伝いさせていただきます。まずは無料学習相談から、ぜひお気軽にお問い合わせください!

ちなみに筆者は、以下の科目を選択しました。

  1. Group1(母国語):Japanese A Language and Literature HL
  2. Group2(外国語):English B HL
  3. Group3(社会科学):Geography SL
  4. Group4(自然科学):Biology SL
  5. Group5(数学):Mathematics SL
  6. Group6(芸術またはGroup3,4からもう1科目):Economics HL

IB科目選択のポイント

それでは科目選択にあたってのポイントを3つご紹介します!

シラバスは絶対確認しよう!

履修科目を自由に選べるというのはIBの大きな特徴でもあります。しかし、好きな科目や得意な科目ばかりを適当に選んだり、得意な科目を全てHLにしたりすることは、必ずしもいい選択とは言えません。

まずはシラバスを確認し、その科目で「なにを学ぶのか」「試験問題はどんな形式か」を知ることが大切です。

ちなみに私は、日本で歴史の学習が好きだったのでHistoryの履修を考えていました。しかし実際にシラバスを見ると、いくつかの時代を選んで深く学習する内容であることや、試験で論述が多く、理解力や知識量はもちろんのこと、高度な英語力まで求められていることがわかり、履修を取りやめました。

さらに、HLの選択にあたってもシラバスは必見です。それは、科目によってSLとの履修範囲の差がまちまちであるためです。例えば、English BにおけるHLとSLの差はほとんどありませんが、Group4(自然科学)やGroup 5(Mathematics)などはHLだけの履修範囲が多い傾向にあります。どの科目をHLにするかは、最終スコアにも大きく関わるとても大事なことですから、シラバスを確認して、自信の持てる選択をすることが大事です。

大学入試要件をチェック!

大学受験に際し、学部によってはIBの履修科目やレベル、点数など細かく条件が指定されている場合があります。

ですから、IBを始める段階から入試を意識した科目選びをすることが大切です。

もちろん、IBを始める前に将来の進路を決めるのはなかなか大変なことです。

特にIBDP生は海外の大学と日本国内の大学、どちらを受験するか迷っている人も多いでしょう。とはいえ、少しでも意識している大学や学部の入試情報を調べることで、受けたかったのに受けられない!という事態を防ぐことができますので、こうした下調べはしっかりと行っておくのがおすすめです。

学校特有の事情を忘れずに!

いくらIBのプログラムが世界共通であっても、学校や担当の先生によって教え方は異なってきます。2年間の連続のプログラムなので、担当の先生との相性もとても重要です。まずは学校の先輩に話を聞いてイメージをつかみ、疑問点や不安なことは履修前に先生に確認するといいでしょう。

これは、最終スコアにも大きく関わる、Internal Assessment(IA)を仕上げる上でも重要な観点です。学校の先生の指導の下で取り組むIAでは、先生との密なコミュニケーションが成功の鍵になるからです。

さらに、学校によっては、いくつかの科目において担当の先生がおらずオンラインで開講されている場合があります。最も有名なのは、Pamojaというサイトです。

オンラインコースは自分のペースで自由に履修ができ、先生がいなくとも好きな科目を履修できるというメリットがある一方、一度遅れをとると取り返しがつかないというデメリットもあります。まずは、自分が取ろうとしている科目がオンラインコースであるかどうかは事前に学校に問い合わせ、さらにそれが自分の勉強スタイルに合っているかをじっくりと考えることが大切です。

まとめ

これまで、IBDPの科目選択におけるポイントを3つご紹介しました。

IB科目選択での重要なポイント
  • シラバスを確認して、自信の持てる選択をしよう!
  • IBの科目選択の段階からどんな大学を受験するかを考えておこう!
  • 学校の先輩に話を聞いてイメージをつかみ、疑問点や不安なことは履修前に先生に確認しよう!

好きな科目を履修できる自由度の高さはIBDPの特徴でもありますが、その結果、辛く苦しい毎日が待っている……なんてこともあります。落とし穴を避けつつ、しっかりと2年間の学習を楽しんで学べるような科目選びの手助けができれば幸いです。

弊社TCK Workshopでは、皆様のお話を伺いながら、興味や得意・苦手分野、現在の英語力や今後の進路希望などを元に一人ひとりにあった科目選択のアドバイスをすることも可能です。IB卒業生やIBに詳しい講師の元で少しでも効率的にIBを乗り越えていきませんか?

まずは無料学習相談および無料体験学習から、是非お気軽にお問い合わせください!