ICU高校の学校生活(授業・クラブ・イベント)
先生方とのつながり

ICU高校は、自由で国際的な雰囲気の中で多様なバックグラウンドを持つ生徒が集う学校です。授業はディスカッションを重視し、主体的な学びが求められるため、生徒は自ら考え、意見を述べる機会が多くあります。生徒の人数に対して先生の人数がものすごく多く、先生たちのほとんどが教えることが好きなんだなと授業を通して物凄く感じさせられました。
教えることが好きな先生が多いため、授業外で質問があれば先生に会いに行けば分かるまで丁寧に教えてくれることがほとんどでした。先生方は生徒のことをもっと知ろうという考えを持っている人が多いため、特に質問などがなくても先生と話したいという理由だけで話に行ってもすごくウェルカムで、時間が許しさえすれば、何時間でも話し続けられる環境が整っています。
ですが、良くも悪くも自由を尊重する学校なので自分からアクションを取らないと先生方との繋がりは生まれにくくなっています。自分から行動を起こす勇気を学校生活を通して育ませてくれるのがICU高校でした。
学校行事は生徒に主導権がある!
また、学校行事も充実しており、文化祭や運動会などを通じて学年を超えた交流が深まります。学校行事のほとんどは生徒が主体で先生方は安全を見守るだけの存在に見えていました。企画から実行まで、白紙の状態から当日まで、生徒だけでイベントを運営しているのが学校の特徴的な一面でもあると思います。こうした環境の中で、帰国子女もすぐに溶け込むことができるのが特徴です。
帰国子女が馴染みやすい理由
学年の半分以上が帰国子女

ICU高校は学年の3分の2が帰国子女であり、多様なバックグラウンドを持っている人々の割合が非常に高く、異文化に対する理解が深い生徒が多く在籍しています。そのため、異なる価値観を持つことが当たり前とされ、特定の文化やバックグラウンドに囚われることなく自由に過ごすことができます。
また、教員も帰国生の特性を理解しており、英語のサポートやカリキュラムの柔軟性を考慮した指導が行われています。友人関係もオープンで、多様な文化を背景に持つ生徒同士が自然に交流できる環境が整っています。高校まで日本で過ごしてきたいわゆる「一般生」との隔たりもあまり感じさせられませんでした。たとえ、日本で過ごしてきたことがなかったとしても、何の関係もなく、帰国子女と一般生の共存が楽しめるのがICU高校の特徴の一つと言えます。
ICU高校の生徒の特徴は?
私自身大学に進学してからもICU高校での居心地が非常に良かったことを痛感させられることが多々あります。ICU高校の生徒の特徴として、他人を評価するようなことはあまりしなく、他人は他人、自分は自分としてお互いをリスペクトし合う関係を皆持っていたので、それも帰国子女には馴染みやすい環境である一つの理由だと考えます。お互いを真に尊重し合えているのがわかっているからこそ、腹を割って話をすることができる親友を見つけることもできるし、自分と似たような価値観を持つ人が他の日本の高校より見つけやすい環境が整っていると思います。同じ中学校出身という人たちを見たことがなく、新入生徒はほぼ皆0からのスタートでお互いに探りを入れていくことからすでに形成されたグループなどないことも帰国子女はもちろん、国内生も学校に馴染みやすい理由の一つであります。
授業についていくための勉強法5つ

ICU高校の授業はレベルが高く、特に英語や数学の科目では高度な思考力が求められます。そのため、授業についていくためには日々の予習・復習が欠かせません。成績も他の高校と比べると格段に好成績を収めることは困難であります。
ディスカッションへの積極的な参加
授業では意見を求められることが多いため、事前にトピックを調べ、自分の考えを整理する習慣をつけることが重要です。
効率的なノートテイキング
授業中に重要なポイントをメモし、後で整理して理解を深めることが役立ちます。
英語のスキル向上
帰国子女であっても、アカデミックな英語力が求められるため、論文やエッセイの書き方を学ぶことが必要です。
担当の先生の活用(自分から聞きにいく必要あり!)
私がICU高校に通っていた時は授業関連で分からないことが出てきた時の第一の窓口は学校の授業を担当している先生でした。大体の問題はそこで解決していました。先生によっては質問をしてきてくれると喜ぶ先生もいました。ですが、自分から聞きに行かないと先生方は心配して駆け寄ってきてくれるなんていうことはありませんでした。先生方を活用することで分からないところが解決するだけでなく、先生をより知ることもできるので授業がより楽しく、興味を持てるものになっていきました。
TCK Workshopの活用
特に帰国子女向けの学習サポートが充実しているTCK Workshopでは、ICU高校の授業についていくための個別指導やエッセイ指導を受けることができます。特にICU高校数学講座という講座では、ICU高校の進度に沿って予習の授業を毎週行います。ICU高校生しかいないこの講座に参加することによって数学の成績は格段に上がったと言えます。学校でやる授業の内容の先取りを行うので、学校の授業を復習のように扱うことができることで、より定着し、自分のものにすることができていたと思います。試験前には質問教室を開いてくださり、分からない問題の解説を一対一で解説してもらう、自習するなどと使い方は自由ですが、数学の問題でわからなくなってしまったものがあれば教えてくれる時間も設けてくださって物凄く助かっていました。
卒業後の進路と大学受験への準備
ICU高校卒業生の進学先は?

ICU高校の卒業生は、国内外の名門大学へ進学するケースが多く、日本の難関大学(東京大学、京都大学、早慶、ICUなど)や海外のトップ大学(アメリカ、イギリス、カナダなど)を目指す生徒が多いです。
国内の大学に進学を希望する場合はICU高校の先生が物凄く助けになっていると国内大学に現在通う同級生から話を聞きました。ICU高校の先生陣は色々なバックグラウンドを持っていて、国内の大学受験に関するノウハウを伝授してくださる方々がたくさんいるという話を聞きました。
他には海外大学を志望する場合、エッセイや推薦状、SATスコアなど、多くの書類準備が必要になります。ICU高校では海外大学進学のサポートが充実しているものの、個別の出願プロセスのサポートは限られていました。そのため、TCK Workshopのような専門的なサポートを利用することで、より確実に準備を進めることができます。
TCK Workshopを活用するメリット
海外大学出願書類のサポート
ICU高校では対応しきれない部分を補う形で、TCK Workshopがエッセイや他の出願必要書類作成をサポート。
エッセイ指導
海外大学の合否を左右するエッセイの添削や指導を受けることで、効果的な志望理由書を作成可能。
個別指導による対策
SATやTOEFL対策を含め、受験に必要なスコア取得のための個別指導や、特別講座が充実しています。
課外活動のカウンセリング
課外活動で何か迷ったことがあれば、相談すれば一緒に考えてくださってつまずいた時の支えになっていました。
帰国子女として海外大学を目指す場合、独学では難しい部分も多くあります。TCK Workshopのサポートを活用することで、よりスムーズに出願準備を進めることができるため、ぜひ利用を検討してみてください!