首都圏において、お子様のグローバルな教育環境と日本の正規教育の両立を求める保護者の方が増えています。2026年度より星美学園小学校から校名を新たにし、生まれ変わったサレジアン国際学園小学校は、まさにそうした期待に応える注目の存在です。
特に新設されたインターナショナルクラスは、英語で生活するイマージョン環境を提供しながら、文部科学省の学習指導要領に基づく一条校として正規の課程を修了できる稀有な学び場となっています。本記事では、サレジアン国際学園小学校の教育哲学、カリキュラムの特徴、注意点、そして合格を確実にするための具体的な対策法まで、専門的な知見を交えて詳しく解説していきます。

講師:豊田 鈴
TCK Workshopでトッププロ講師として指導と教育相談を担当しております。幼少期の3年間をアメリカで過ごし、帰国後は日本カリキュラムで学んできました。
講師として、日本カリキュラムの国語と英語、算数・中学数学や、志望校別の英語エッセイ・日本語作文、志望理由書、面接対策を担当しております。またHistory系の科目のサポートをさせていただくこともあります。
これまでの学習や指導の経験を活かし、皆さまの現状をふまえた最適な提案をさせていただきます!些細なことでもかまいません。どうぞお気軽にご相談くださいませ!
TCK Workshopの無料学習相談では、サレジアン国際学園小学校をはじめとする国内外の国際系小学校・帰国生入試に向けた個別学習プランをご提案しています。お子様の英語保持・伸長や日本語学習のバランスに悩まれている方は、プロの教育アドバイザーによる無料診断をぜひご活用ください。
サレジアン国際学園小学校の基本情報と選ばれる背景

東京都北区赤羽台の高台に位置するサレジアン国際学園小学校は、80年の歴史を誇る星美学園小学校を前身とし、2026年度より新たな校名のもとで再スタートを切りました。近年急増しているプリスクール出身者や帰国生、そしてグローバルな視野を早期から育みたいご家庭から高い支持を集めています。
学校の基本概要と教育環境
同校は、カトリックの建学精神に基づく「心の教育」を土台に置く一条校です。聖ヨハネ・ボスコの予防教育法(理性・宗教・愛情)を受け継ぎ、知・徳・体の調和がとれた全人間教育を追求しています。
| 項目 | 詳細内容 |
| 学校名 | サレジアン国際学園小学校(旧・星美学園小学校) |
| 所在地 | 東京都北区赤羽台 |
| 学校種別 | 私立・共学・一条校(文部科学省認可) |
| 主な特徴 | インターナショナルクラス設置、21世紀型STEAM教育、小中高一貫教育 |
インターナショナルクラス設立の背景
首都圏では未就学期にプリスクールに通うお子様が増加していますが、小学校進学時にその英語力を維持・発展させつつ、日本の正規教育を受けられる選択肢は極めて限定的です。サレジアン国際学園小学校のインターナショナルクラスは、こうした社会的ニーズに応えるとともに、中学校からでは遅いという危機感のもと、12年間の一貫した「世界市民の育成」を実現するために設立されました。
実際の児童構成として、1期生においてはプリスクール出身者が約8割、帰国生が約1割、日本語幼稚園出身者が約1割となっています。定員を上回る志願者を集めており、都心部をはじめ広い地域から児童が通学しています。

サレジアン国際学園小学校の大きな魅力は、本格的な国際教育を受けながら、日本の小学校卒業資格(一条校)を得られる点にあります。進路の選択肢を国内外に広げられる一方で、英語と日本語の双方で高度な思考力を育むアプローチが求められる学校です。
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サレジアン国際学園小学校の教育の特徴

同校では、単なる語学教育にとどまらない「21世紀型教育」を実践しています。五感を刺激する探究型の授業スタイルを取り入れることで、児童の自発的な学習意欲を引き出しています。
イマージョン環境と柔軟な言語アプローチ
授業のみならず、ホームルーム、学校行事、日常の教員とのやり取りに至るまで「All English」を基本とする環境が整えられています。ただし、日本語を過剰に排除するのではなく、時と場合に応じて相手や状況に合わせ両言語を使い分ける「真のバイリンガル教育」を掲げています。
思考力を深めるSTEAM教育と「iTime」
心理学者ジャン・ピアジェの認知発達理論に基づき、学年に適したカリキュラムを編成しています。独自の時間「iTime」では、教科横断型の探究学習が行われます。例えば、英語の絵本の読み聞かせ(文学・英語)から始め、「植物の成長に必要な条件」を議論し(理科)、紙で花を工作したのち(図工)、実際に種を植えて観察する(理科)といった、一つのテーマから発展するドミノ倒しのような学びが展開されます。
海外テキストを活用した算数指導
算数の授業では、世界的に評価の高いシンガポールやオーストラリアの教科書を採用しています。単に計算式を解かせるのではなく、「7つのパイナップルを使って引き算のストーリーを作る」といった具象的な問いかけを通じて、数学的概念を英語で論理的に説明する力を養います。
2グループ制(SG・AG)の導入(2027年度〜)
2027年度からは、児童の受入体制をさらに拡大するため、習熟度に応じた2グループ制(SG:Standard Group、AG:Advanced Group)が導入される予定です。
| グループ名称 | 対象と主なカリキュラムアプローチ |
| AG(Advanced Group) | 既修者・帰国生向け。高度なイマージョン環境で思考力を錬磨。 |
| SG(Standard Group) | 英語未経験〜初心者向け。日本語の探究学習で思考の基礎を固め、段階的に英語へ移行。1〜2年でのAG合流を想定。 |
非認知能力を高めるリフレクションと称賛文化
1日の終わりには必ず「リフレクション(振り返り)」の時間が設けられています。自身の行動や友人の良い点などを言語化し、自己肯定感を育むとともに他者理解を深めます。また、主体性や思いやりを発揮した児童を学校全体で表彰し、周囲も温かく承認し合う文化が根づいています。
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サレジアン国際学園小学校を検討する際のポイント

非常に魅力的な教育環境を提供する同校ですが、進路選択や実際の学習面においては、事前に理解しておくべき注意点も存在します。
英語力の個人差とキャッチアップの負担
SGクラスが設置されるとはいえ、高学年や中高への進学を見据えた際、英語未経験で入学した児童が英語での概念理解に追いつくためには、一定の努力や家庭でのフォローが必要になります。特に専門的な語彙や抽象的な概念を英語で学ぶ際、日本語での基礎知識が不足していると、双方の理解が曖昧になるリスクがあります。
12年一貫教育と進路選択の幅
同校はサレジアン国際学園中学校・高等学校への内部進学を念頭に置いた12年一貫の教育モデルを提示しています。中高では高度なPBL(問題解決型)授業や、中学卒業時のCEFR C1(英検1級相当)、高校卒業時のC2を目指すAGクラス、オーストラリア高校卒業資格(WACE)が取得できるDDP(デュアル・ディプロマ・プログラム)が用意されています。一方で、他の中学校への外部受験を目指す場合には、大手進学塾のカリキュラムとの両立や、一般的な中学受験対策との方向性の違いを考慮する必要があります。
一条校としての日本語力の担保
イマージョン教育の割合が高い環境においては、国語以外の教科を英語で受講するため、日本語での学術的な語彙力や漢字表現、論理的読解力が疎かにならないよう、家庭内や補習での意識的なケアが欠かせません。
TCK Workshopによるサレジアン国際学園小学校受験対策

サレジアン国際学園小学校の合格を目指す際、あるいは入学後の高度なバイリンガルカリキュラムにスムーズ適応するためには、事前の適切な学習設計が鍵となります。TCK Workshopでは、お子様一人ひとりの背景に応じた個別指導を提供しています。
英語・日本語双方の概念理解を高めるバイリンガル指導
プリスクール出身や海外滞在経験のあるお子様に対しては、感覚的な英語力を「思考のツール」として使えるレベルへと引き上げるライティング・表現指導を実施します。また、日本語で物事を論理的に考える力を並行して養い、面接や行動観察、合格後の「iTime」に耐えうる思考力の土台を作ります。
受験に向けた行動観察・面接対策と自己表現力の獲得
同校の入試や観察評価では、単なるペーパーテストの成績だけでなく、主体性、自律性、他者への思いやりといった非認知能力や「なぜ?」と考える姿勢が評価されます。TCK Workshopでは、対話形式の授業を通じて、自分の考えを言葉にして他者に伝えるトレーニングを行います。
入学後の算数(シンガポールテキスト)や英語イマージョン学習のフォロー
入学後、英語での算数や教科横断型の課題に対応できるよう、事前の算数概念の理解(具体物から抽象概念への移行)やアカデミックな語彙の導入をサポートします。英語未経験でSGクラスからスタートされるお子様には、段階的な英語移行をスムーズにする個別フォロープログラムをご提供します。
家庭学習のサポートとトータル進路コーチング
ご家庭での日本語・英語のバランス配置や、中高までの長期的なキャリアを見据えた学習プランを提示します。保護者様のお悩みやお子様の習熟度に応じ、最適なオーダーメイドカリキュラムを編成いたします。
まとめ
サレジアン国際学園小学校の教育特徴と受験対策のポイントをまとめます。
- 正規の小学校(一条校)でありながら、本格的なイマージョン教育と21世紀型STEAM教育(iTime等)を両立させている。
- 2027年度よりSG(英語未経験者対応)とAGの2グループ制へ移行し、多様なバックグラウンドを持つ児童の受け入れ体制を強化。
- シンガポール算数の採用や教科横断型授業を通じ、暗記ではなく課題解決型の論理的思考力を育む。
- 12年間の一貫教育により、サレジアン国際学園中高(AGクラスでのCEFR C1〜C2目標、DDPプログラム等)へのスムーズな接続が可能。
- 合格および入学後の適応には、単なる語学力だけでなく、日本語・英語両面での思考力と言語化能力の強化が不可欠。
サレジアン国際学園小学校への進学や、合格に向けた具体的な対策についてお困りの際は、ぜひTCK Workshopの無料学習相談をご利用ください。専門の教育アドバイザーがお子様の学習状況を分析し、最適な対策方法をご提案いたします。
