大学受験という人生の大きな節目を控えているにもかかわらず、子どもが勉強せずスマートフォンやゲームばかりに時間を使っている姿を見ると、保護者として焦りやいら立ちを感じてしまうのはごく自然なことです。しかし、受験生が動けない背景には、単なる怠けややる気不足だけではない複雑な原因が隠れています。親が一方的に怒りをぶつけてしまう前に、まずは何が原因で手が止まっているのかを客観的に確認することが第一歩となります。

北村先生

講師:北村 優奈

 TCK Workshop プレミアム講師。立命館高等学校、立命館大学国際関係学部卒業。中国(上海)とアメリカでの滞在経験を持つ日・英・中のトライリンガル。 自身の帰国枠中学受験の経験を活かし、小学校全科目の基礎指導から、中学・高校入試対策、英検対策、さらに志望理由書作成まで幅広く指導を担当。 特に、海外生活と日本の受験勉強のギャップに悩む小学生・中学生に対し、学習面だけでなくメンタル面もしっかり支える存在として信頼を集める。

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    TCK Workshopの無料学習相談では、受験勉強になかなか向き合えないお子様の現状を分析し、最適な学習ステップをご提案しています。海外生や帰国生をはじめとする多様な受験スタイルに合わせて、プロの学習アドバイザーが志望校選びから毎日の学習計画まで個別にご相談を承ります。

    受験生が勉強しない5つの背景と理由

    受験生が勉強に取り組めない時、保護者の方が怒ってしまうと子どもは心を閉ざしてしまいます。動けない本当の原因が「気持ち」にあるのか「具体的なやり方」にあるのか、まずは落ち着いて話を聞いてあげる姿勢が大切です。

    1. 志望校や将来のイメージが自分ごとになっていない

    大学に進学する意味や、その先で何を学びたいのかが曖昧なままだと、受験勉強という過酷な試練を乗り越える動機が湧いてきません。保護者や学校の先生から勧められた進路をそのまま受け入れている場合、本人の中に「自分が目指したい場所」という実感が持てないことがあります。

    北村先生

    偏差値や合格可能性だけを基準にするのではなく、どのような分野に興味があるのか、大学でどんな生活を送りたいのかを本人の言葉で語れるようサポートすると良いでしょう。

    2. 何から手をつければ良いかわからず最初の一歩が出ない

    受験対策の必要性を頭では理解していても、志望校の配点や残された時間から逆算した具体的な勉強法がわからないと、行動に移せません。

    「英語を頑張る」といった抽象的な目標だけでは、今日何をすべきかが見えないためです。学習範囲を「単語帳を15分見る」「問題集の解き直しを2問行う」といった小さな行動単位まで分解してあげると、心理的なハードルが下がります

    3. 模試の判定や成績不振で自信を失っている

    模試で思うような結果が出なかったり、周りの受験生との差を感じたりすると、現実に向き合うのが怖くなり勉強から逃避してしまうことがあります。この段階で追い詰めると余計に挫折感を強めてしまいます。模試の失点原因を「知識不足で解けなかった問題」と「本来解けたはずの問題」に分類し、次に着手すべき優先順位を整理してあげると前向きな気持ちを取り戻しやすくなります。

    4. スマートフォンやゲームなどの誘惑に流されている

    2025年度青少年のインターネット利用環境実態調査によると、高校生の99.3%がインターネットを利用しており、日常の一部となっています。スマートフォンやゲームは単なる娯楽ではなく、受験のプレッシャーや不安から一時的に逃れるための回避行動になっているケースも少なくありません。

    北村先生

    一方的な取り上げは反発を招くため、勉強中の置き場所や使用時間について本人とルールを話し合う形がスムーズです。

    5. 保護者からの期待やプレッシャーが負担になっている

    「このままだと落ちる」「もっと勉強しなさい」という保護者からの言葉は、心配から出るものであっても子どもには責められているように感じられます。過度なプレッシャーは学習意欲を奪う原因となるため、詰め寄るのではなく「困っていることはないか」と寄り添う声かけが効果的です。

    勉強しない受験生に対して保護者が避けたい4つの対応

    北村先生

    焦りや不安から、つい子どもに対して強いアプローチをとってしまうことがあります。しかし、感情的な対応はかえって子どもの孤立を招き、受験への意欲を低下させてしまいます。ここでは避けておきたい対応を確認します。

    1. 「勉強しなさい」と繰り返し感情的に責める

    「勉強しなさい」という言葉を繰り返しても、子どもが動けない根本的な理由は解決しません。同じ指摘が続くと反発心が強まり、受験の話自体を拒絶するようになります。答えを焦らせず、「今どこでつまずいているか」を聞き取る姿勢を持つことが解決につながります

    2. 兄弟や同級生、保護者の過去の経験と比較する

    「お兄ちゃんはもっとやっていた」「友達はもう過去問に入っている」と比較されても、本人が今やるべき行動は明確になりません。また、保護者の時代の入試制度や環境と現在の入試は大きく異なります。他者ではなく、本人の過去の成果や次の一歩に視点を向けることが望ましいでしょう。

    3. 志望校を一方的に決定・変更させる

    合格可能性だけを理由に親が勝手に志望校を決めたり、レベルを下げさせたりすると、本人の当事者意識が失われます。志望校の見直しが必要な場面でも、単に諦めさせるのではなく、学びたい内容や入試方式などを考慮しながら選択肢を広げるアプローチをとると納得感が生まれます。

    4. 見守るという名目で完全に放任する

    子どもの自主性を重んじることと、放置することは異なります。大学受験には出願手続きや費用の準備、試験日程の管理など、保護者のサポートが必要な場面が多く存在します。勉強の進捗は本人に任せつつ、スケジュールや手続きの面では定期的な確認を行うことが求められます

    保護者ができる具体的サポートと入試制度の確認

    北村先生

    大学受験は入試方式が多様化しており、保護者世代の知識だけでは対応しきれない部分が増えています。親子だけで抱え込まず、塾や予備校に相談しつつ、入試の最新スケジュールや仕組みを客観的に整理することが受験成功への近道です。

    サポート内容保護者ができることポイント
    志望校・入試方式の整理一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜など、志望校で利用できる入試方式を確認する必要科目・配点・出願条件などを一覧にして、本人と一緒に確認する
    出願スケジュールの管理出願期間・試験日・合格発表日・入学手続き期限などをカレンダーにまとめる親子で予定を共有し、出願漏れや手続き忘れを防ぐ
    入試制度の最新情報を確認大学の公式サイトや募集要項などから最新情報を確認する保護者世代の入試知識だけで判断せず、現在の制度を正確に把握する
    学習環境のサポート勉強を無理に促すのではなく、必要な手続きや生活面をサポートする子どもが安心して受験勉強に集中できる環境をつくる
    第三者への相談必要に応じて、学校の先生や塾・予備校などに相談する親子だけで抱え込まず、客観的な意見を取り入れる

    TCK Workshopの志望校合格と学習定着に向けた対策

    受験生が勉強に取り組めない状態から抜け出し、志望校合格に向けて動き出すためには、一人ひとりの状況に合った環境と伴走者が欠かせません。TCK Workshopでは、海外生や帰国生をはじめとする多様な受験生に対して、完全マンツーマンのオンライン個別指導を通じた手厚い学習サポートを提供しています。

    オーダーメイドの学習計画の作成

    TCK Workshopでは、「とにかく勉強しなさい」といった精神論ではなく、現在の学力や志望校の配点・出願条件を正確に分析したうえで、オーダーメイドの学習ロードマップを作成します。

    プロの学習アドバイザーが現在の課題を細かく整理し、「今日はこれをやればいい」という具体的なタスクまで落とし込むため、何から始めればよいかわからないお子様でも、迷わず学習をスタートできます

    志望理由書・小論文・面接指導まで対応する総合型・帰国生入試対策

    総合型選抜や学校推薦型選抜、帰国生入試を目指す受験生に対しては、学科試験対策だけでなく、志望理由書の作成指導、小論文の添削、実践的な面接指導までトータルでサポートします。

    生徒自身の経験や興味・関心を掘り下げ、大学で学びたい理由を論理的な文章や言葉で表現できるよう、丁寧に指導します。第三者であるプロ講師が関わることで、保護者には話しにくい将来の夢や本音を引き出すことも可能です。

    TOEFL・SAT・IB対策とアカデミックな英語力の育成

    国際系の学部や帰国生入試で求められるTOEFLやSAT、IB(国際バカロレア)などの資格試験対策についても、実績豊富なバイリンガル講師が指導します。

    単なる暗記にとどまらず、大学の講義やレポート作成にも活かせるアカデミックライティングや論理的思考力を養います。現地校やインターナショナルスクールでの学習と日本の受験対策の両立に悩むお子様にも、一人ひとりに合った学習スケジュールを提案します。

    海外・遠方からでも受講可能な時差対応とメンターとしての手厚い伴走

    世界中に住む受験生に対応するため、時差を考慮して授業日時を設定しています。

    完全1対1の指導だからこそ、集団塾では見落とされがちなメンタル面の変化や小さなつまずきにも、きめ細かく対応できます。講師は単なる指導者にとどまらず、受験への不安を受け止めるメンターとして寄り添い、生徒自身が主体的に勉強に向き合えるよう、自信とやる気を育みます。

    まとめ

    大学受験生が勉強しない時に保護者が確認したいポイントと対応のまとめです。

    ・勉強しない背景には、目的意識の欠如や勉強法への迷い、成績不振による自信喪失など様々な理由があります。

    ・感情的に責めたり他人と比較したりすることは避け、子どもの話に耳を傾ける姿勢が大切です。

    ・入試日程や必要科目を親子で整理しつつ、学習の具体的指導はプロの第三者に任せるとスムーズです。

    ・TCK Workshopでは、完全マンツーマン指導で個別の学習計画を作成し、志望校合格に向けて手厚く伴走します。

    お子様が自信を持って受験に向き合えるよう、まずは専門のアドバイザーに現状をご相談ください。TCK Workshopの無料学習相談では、お子様の状況に合わせた最適な受験戦略をご提案いたします。