アメリカン・スクール・イン・ジャパン(ASIJ)は、東京都にある代表的なアメリカンスクールの一つです。「海外の学校と日本の学校は何が違うの?」「日本国籍でも入学できる?」「アメリカ式教育では何を学ぶの?」と気になる方も多いでしょう。

ASIJは英語で授業を受けるだけの学校ではありません。アメリカ式のカリキュラムを土台に、探究的な学びやAP(Advanced Placement)などを取り入れ、海外大学への進学も視野に入れた教育を行っています。

TCK Workshopの無料学習相談では、インターナショナルスクールへの進学を検討しているご家庭に、お子様の現在の英語力や学習状況を踏まえて、学校選びや必要な準備を個別にご案内しています。

坂井先生
学習相談員紹介

講師:坂井 治樹

 TCK Workshop プレミアム講師。獨協高等学校を経て、早稲田大学国際教養学部(SILS)卒業。 オーストリア・ドイツへの留学経験を持つ国際派でありながら、中学・高校入試の全科目(英・国・数・社・理)を指導できる稀有な「オールラウンダー」。 SILSで培った広い教養と論理的思考力を活かし、SAT対策や大学入試の小論文・志望理由書指導において、合格を引き寄せる「書く力・考える力」を徹底的に鍛え上げる。

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    アメリカン・スクール・イン・ジャパン(ASIJ)はどんな学校?

    坂井先生

    ASIJを理解するときは、「英語が学べる学校」と考えるより、「英語を使って学ぶ学校」と考えるとイメージしやすくなります。

    ASIJは1902年創立の歴史を持つ学校で、調布キャンパスを中心に、幼児から高校までの教育を行っています。学校公式サイトでは、2つのキャンパスを持ち、High SchoolではAPや大学との連携プログラムなど、多様な学習機会を提供していることが紹介されています。

    項目内容
    学校名The American School in Japan(ASIJ)
    創立1902年
    対象幼児期〜Grade 12
    共学・別学共学
    主な教育言語英語
    教育体系アメリカ式教育を基盤としたカリキュラム
    高校での特徴AP、AP Capstone、SUPA、GOAなど
    キャンパス調布キャンパス、六本木Early Learning Center

    ASIJの大きな特徴は、単純な「アメリカ式カリキュラム」だけではありません。高校では22単位を取得して卒業する仕組みがあり、AP CapstoneSyracuse University Project Advance(SUPA)Global Online Academy(GOA)など、学校外の大学・教育機関ともつながる学習機会があります。

    アメリカンスクールでは何を学ぶ?

    坂井先生

    アメリカンスクールを検討するときは、授業が英語かどうかだけでなく、「どのような方法で学ぶのか」まで確認すると、お子様との相性を判断しやすくなります。

    ASIJのHigh Schoolでは、成績だけを見るのではなく、探究や知的な挑戦を重視しています。学校公式情報でも、授業内外での実体験やInquiry、Intellectual Risk-takingを重視する教育方針が示されています。

    また、APは大学レベルの内容を高校段階で学ぶ機会となります。さらにAP Capstoneでは、ResearchやWritingなどを通じて、調査した内容を論理的にまとめる力も養います。

    そのため、アメリカンスクールに向いているのは、英語が得意な生徒だけとは限りません。「自分で考え、調べ、説明する」という学習スタイルに抵抗がないことも大切なポイントです。

    一方で、日本の学校から移る場合には注意も必要です。授業内容そのものだけでなく、発言、プレゼンテーション、文章による説明など、アウトプットの方法まで変わる可能性があります。

    ASIJの学費と入学前に知っておきたい費用

    ASIJの学費は、一般的な日本の学校と比較すると大きな教育投資になります。2026–27年度の公式情報では、授業料はNursery〜Pre-Kが3,143,000円Kindergarten〜Grade 5が3,498,000円Grade 6〜8が3,699,000円Grade 9〜12が3,826,000円です。

    さらに、出願料50,000円、Registration Fee 300,000円、Building Maintenance Fee 1,525,000円などの費用があります。

    費用2026–27年度
    Application Fee50,000円
    Registration Fee300,000円
    Building Maintenance Fee1,525,000円
    Capital Assessment250,000円
    Nursery〜Pre-K Tuition3,143,000円
    Kinder〜Grade 5 Tuition3,498,000円
    Grade 6〜8 Tuition3,699,000円
    Grade 9〜12 Tuition3,826,000円

    学費だけを見るのではなく、通学費や教材、課外活動など、学校生活に付随する費用まで含めて長期的に考えることが大切です。

    ASIJの入学にはどのような準備が必要?

    ASIJでは、出願時に成績表や推薦状などに加えて、標準化テストの結果を提出できます。公式にはMAP、CogAT、Iowa、TerraNova、SSAT、IGCSE、SAT/PSATなどが例として挙げられています。

    ここで特に注意したいのが、英検やTOEFLなどの「英語力を測る試験」と、ASIJが求める標準化テストは同じものではないという点です。ASIJ公式では、language proficiency testsは標準化テストの要件を満たすものとして受け付けていないと明記されています。

    つまり、「英検の級を取れば入学準備は完了」という考え方では不十分です。

    必要な準備は、学年やこれまでの教育環境によって変わります。

    • 英語で授業を理解する力
    • 英語で文章を読む・書く力
    • 標準化テストへの対応
    • 現在の学校での成績
    • 出願書類や推薦状の準備

    このように複数の要素を組み合わせて考える必要があります。

    アメリカンスクールを選ぶメリットと注意点

    アメリカンスクールの魅力は、英語を使いながら海外大学進学につながる教育を受けられることです。ASIJではAPなどの選択肢があり、大学進学に向けたCollege Counselingも用意されています。

    一方で、海外型の教育を受けることで、日本の教育課程との違いが大きくなる可能性もあります。将来的に日本の学校へ戻る可能性がある場合は、学校のカリキュラムだけでなく、日本語力や日本の入試制度との接続も考えておくと安心です。

    特に帰国生の場合、「英語ができるから大丈夫」とは限りません。日本の学校に戻る可能性があるなら、日本語で文章を読み、考え、表現する力も継続して育てていくことが重要になります。

    TCK Workshopが考えるアメリカンスクール選び

    坂井先生

    学校選びでは「有名だから」「英語環境だから」だけで決めず、お子様がその教育環境で継続的に成長できるかを考えることが大切です。

    TCK Workshopでは、海外在住・帰国生を対象に、インターナショナルスクールや海外カリキュラムへの対応、英検・TOEFL・SAT・SSATなどの資格試験、帰国生受験まで幅広くオンラインでサポートしています。

    ASIJのような学校を検討する場合も、まず現在のお子様の英語力・学習状況・将来の進路を整理し、「今足りないものは何か」を明確にすることから始めると、準備の優先順位を決めやすくなります。

    まとめ

    アメリカン・スクール・イン・ジャパン(ASIJ)について、押さえておきたいポイントは以下です。

    • 1902年創立の歴史あるアメリカンスクール
    • 英語を学ぶだけでなく、英語を使って学ぶ教育環境
    • 高校ではAPやAP Capstone、SUPA、GOAなどの学習機会がある
    • 学費は年間300万円台後半を中心とする高額な教育投資になる
    • 入学準備では英語力だけでなく、標準化テストや成績、出願書類なども考える必要がある
    • 日本の学校へ戻る可能性がある場合は、日本語力や日本の教育制度との接続も考えておくと安心

    アメリカンスクールは、お子様の将来の選択肢を広げられる一方、教育方針や費用、学習スタイルがご家庭に合っているかを丁寧に確認することも大切です。

    ASIJを含め、どのインターナショナルスクールがお子様に合っているのか、入学に向けて何から準備すればよいのか迷っている場合は、TCK Workshopの無料学習相談をご利用ください。