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はじめに

この記事を書いた人
岡留 智史 TCK Workshop プレミアム講師

大学生時代から始めた家庭教師が天職だと感じ、国内の受験指導に加えてインターナショナルスクールに通うお子様の理数専門家庭教師として十数年に渡り指導を続けている。

日頃の学習を進めている中で解らないことがあれば恐らくほとんどの学生はGoogleやYahoo!などの検索エンジンを使って答えを探しに行くことでしょう。昔であれば辞書や参考書、図鑑や専門書などを貪っていたわけですが、現代においてはインターネットの活用により学習の効率も比較的に高められるというのは誰もが納得いく事実かと思います。

私は特に理数系科目を指導をしているため、より専門的な理解を深めるためには参考書や専門書以外にもインターネットをフルに活用しています。勿論、生徒も同じで何か解らないことがあればパソコンやスマホですぐに検索をかけるわけです。

生徒との授業で一緒に調べ物をしたりすることも日常茶飯事なわけですが、生徒がよく「調べたんだけど全然出てこないー」と相談が来ます。私が調べると大体すぐに欲しい情報が出てきます。同じGoogleを使っているので検索方法(あとは根気強さ)に問題があるわけです。

一方で、カタカタっとキーボードをたたいて一瞬で欲しい情報を引き出してくる生徒もいます。明確に勉強上手な子と苦手な子に違いがあるんですね。

それは、検索力。

正しい(だろうと思える)情報に辿り着くまでの時間に大きな差があるのです。英語で情報を探すということであれば、開いたページをざっと目を通したりする必要もあるので語学力の差も原因の一つではあるのですが、日本語だとしても「検索下手」の子達には共通した検索方法があるのをご存じでしょうか。

日本語はワード検索、英語はセンテンス(文章)検索

これはマーケティングの世界でも言われていること(らしい)なのですが、特に日本人は検索の際に名詞や形容詞などの言葉を物切れで検索することが多いとされています。

  • 「東京 おいしい レストラン ランチ」
  • 「IB Math 対策」

など。

恐らく大人の我々でもこういった様に検索することが多いではないでしょうか?

日常的にはあまり困ることは無いのですが、よりピンポイントで調べたい情報や専門的な情報ですと、こういった調べ方だと予想もしない的外れなページや、もしくはamazonやその他のECサイトの物販ページへと誘導されることが多くないでしょうか。

一方で、海外の人達は結構文章を使って検索します。例えば

  • 「東京で1000円でおいしいランチが食べられるところ」
  • 「IB Mathの対策ができる家庭教師」

そう、ランチだけでなく、1000円で、といったさらに具体性のある情報を入れることで、そうじゃない情報(必要のない情報)をそもそも検索結果から外すことができます。

IB Math対策ができるのは家庭教師??塾??オンライン??それとも参考書??といったように、ワードが少なければすくないほど、結果も多岐にわたるのが普通です。

海外の生徒を指導していた時に、検索に慣れている子達のほとんどが、実は文章で検索しているんです。

例えば、Gravitational Potential Energy(重力による位置エネルギー)が何故マイナスになるのか、ということを知りたい場合に、

「Gravitational Potential Energy」

とだけ調べてしまう子が結構います。

それでも欲しい情報に辿り着くことはできるのですが、これでは検索の網が広すぎてしまい「何故マイナスになるのか」といった答えに辿り着くまでに時間がかかってしまうことがあります。

「Why is gravitational potential energy negative?」

と文章で検索してみると、目ぼしいサイトがトップページに現れます。

どういった経緯でキーワード検索が物切れの言葉になったのか(恐らく情報数が少ないときや検索エンジン自体の性能が今よりは低かったころはそういう調べ方が正しかった?)は詳しくは判りませんが、そう、Googleは私たちが思っている以上に賢い!

こういった検索が1日のなかで多い時は数十回、いや3桁のオーダーで行われるわけですから、積み重ねれば圧倒的な費やす時間の差が生まれるわけです。

見つけたい情報のキーワードを多くいれたセンテンスで検索しよう

インターに通っている生徒たちはよく解らない問題の文章をそのまま全文をコピーして検索することをよくやりますが「文章が長ければ長いほど検索されないんでは?」と思いきや、実は多くの場合は逆で検索ワードが具体的であればあるほど欲しい情報に直結する可能性は大きくなります。(検索するGoogleの気持ちなればそりゃそうか。)

理科系の科目を学習する場合はインターネットにより視覚的な情報、よりかみ砕いた説明などが多く散見されます。これらを是非活用して学習を進めることを強く推奨します。

Youtubeの動画なども非常に参考になるものも数多くあります。こういった情報を集め活用する力も現代の学習には求められていますし、社会に出てからは尚更です。検索力は極めて重要な力。恐れずにGoogleに文章で問いかけてみましょう。

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