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はじめに

この記事を書いた人
Snow Somer
Snow Somer TCK Workshop プロ講師

初めまして、TCK Workshopのソマと申します。出身はアメリカですが、主に香港、上海とトロントにいました。高校時代はIBを受け、大学の専攻は英文学と環境学でした。TCK WorkshopでSAT English、TOEFL、英検などを指導します。一緒に楽しく勉強しましょう!どうぞ宜しくお願い致します。

英語能力を問う試験 TOEFLとは?

TOEFLとは、“Test of English as a Foreign Language”の略で、大学をはじめとしたアカデミックな環境で英語を使用し、英語で内容を理解する能力を測定するためのテストです。そのため、テストでは日常会話よりも高いレベルで、アカデミックな語彙が使用されています。

また、海外の学校に通いたい人、あるいは帰国子女高校受験や帰国子女大学受験の受験資格を満たしたい人が主に受験しています。

TOEFL の試験内容

TOEFLには、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つのセクションがあります。下の表に詳細をまとめました!

セクション 時間 内容
Reading 60-80分 3つあるいは4つのパッセージを読み、解答をする
Listening 60-90分 講義、討論、そして会話を聞き、解答する
10分の休憩
Speaking -20分 音声で再生される6つの質問に対して、口頭で解答する
Writing -60分 二つのエッセイを書く (integrated & independent)

TOEFLを受験する前に目標スコアを設定しよう

目指すべき点数は、志望校が求めているスコアによって異なってきます

TOEFLは、テストの難易度や、受験生のスコアを基準に点数が決まるので、たとえ90%の正答率であっても、27点/30点になるとは限りません。

最終スコアは、各セクションのスコアの合計です。一部の学校、特に大学院では、合計スコアだけでなく、各セクションのスコアも確認するので、注意してください!

たとえば、申し込む学校で、合計スコアが90を超え、リーディングが25を超えていることを求めている場合には、合計スコアが100、リーディングが20であっても、テストを再受験する必要があります、、、!

では、どのように目標点を決めるべきでしょうか?

行きたい学校が決まっている場合には、求められている最低得点を含めた以下のような表を作成してください。これによって、目指すべきスコアが見えてくると思います。

学校 TOEFLは必要か? 必要最低得点
Boston University 必要 90-100(優位)
Brown 必要 100
UCLA 必要 100+(優位)

行きたい学校がまだ決まっていない場合には、以下の表を参考にしてください。一般的に良いと見なされる点数を、全体と各セクションごとにそれぞれ表にしました!

全体点数 レベル 概要
80未満 - 大学が求める要件をみたすことが非常に難しいレベル
80-90 普通 より多くの大学が求める要件を満たすレベル。大学院では、英語の能力よりも研究スキルに重視しているため、TOEFLの点数をクリアしているだけでは難しいということに注意。
90-100 良い ほとんどの大学が求める要件を十分に満たすレベル
100-110 とても良い アイビーリーグや他のトップ大学も受験可能なレベル
110-120 すばらしい TOEFLの出願要件はみたしていると思います
セクション レベル 点数範囲(scaled)
Reading 高い 22-30
普通 15-21
低い 0-14
Listening 高い 22-30
普通 15-21
低い 0-14
Speaking とても良い 26-30
良い 18-25
普通 10-17
弱い 0-9
Writing とても良い 24-30
良い 17-23
普通 1-16

TOEFLスコアアップを目指す5つのコツ

それぞれのセクションで点数を上げるためにできることはいくつかありますが、ここでは、テストに備えて総合点数を上げるためのヒントを紹介します!

1. Reading:毎日の勉強習慣で語彙力を高めよう!

Readingセクションには、3〜5つの語彙問題があり、単語を知っていれば、簡単に点数が取ることができます。このようなところで間違えていては、総合スコアは上がっていきません。

語彙の勉強は毎日1時間するように心がけましょう!Readingの語彙問題だけでなく、当然ですが長文読解にも役立ちます。そして単語を覚えるだけでなく、アウトプットできるようにすれば、Writingにも役立つので、いいことしかありません。

逆に言えば、語彙力をあげないとスコアは上がりません。毎日きちんと時間を割いて練習してください。

また、ただ単に意味を暗記するのではなく、同義語や反意語も一緒に調べて暗記していくようにすると効率的です!

2. Reading:とにかく色々なトピックの文章を読もう

さまざまなトピックに関する記事を読んで、アカデミックな文体や言葉遣いに慣れましょう。リスニングの練習と同様に、TOEFLのパッセージではアカデミックな言葉と口調が使用されているため、さまざまなニュース、論文やエッセイ、記事を読むようにしてください。

また、ほとんどの場合、リーディングセクションの少なくとも1つは、自然科学に基づくパッセージなので、これに備えるための次のサイトを利用するとよいでしょう!

Smithsonian Magazine https://www.smithsonianmag.com/
SmNational Geographic https://www.nationalgeographic.com/
Time Magazine https://time.com/

3. Listening:ニュースやPodcastでリスニングを鍛えよう

TOEFLは、アカデミックな環境で英語を使用することが前提となっているので、テレビ番組や映画などの英語でリスニング力を鍛えるのは得策ではありません。

よりフォーマルな話題をあつかっているニュース番組や、大学の授業などを配信しているポッドキャストを聞くほうが良いでしょう。おすすめは、Youtubeなどで動画が上がっている『TED』や、アメリカのニュース専門放送局で、世界中のニュースを10分間で紹介する『CNN 10』、イギリスの放送局BBCが制作しているPodcast『6 Minute English』はぜひ聞いてみて下さい。

TED Youtubeチャンネル https://www.youtube.com/user/TEDtalksDirector?hl=ja
CNN 10 https://edition.cnn.com/cnn10
6 minutes English https://www.bbc.co.uk/learningenglish/persian/features/6-minute-english

4. Listening:簡潔なメモを残そう

語彙の他に、特にリスニング、スピーキング、ライティングでは、「良いメモ」を取ることが重要です。

リーディングのパッセージは短時間しか見ることができず、音声は一度だけ聞くことができます。そこで、ポイントをつかんで、簡潔に書き留めることが重要になってきます。

テストでは、時間が限られているので、メモでは、完璧な文章で書き残す必要はありません。単語やフレーズでメモを取り、記号をうまく使ってわかりやすいメモを取りましょう。

例えば、
「講師は、地球温暖化のために南極の鳥の数が増えたと信じています。」
→「講義=地球温暖化 南極の鳥↑」

ただし、メモを取ることに意識を向けてしまって聞き逃してしまうこともあります。市販の教材で、聞き逃すことなくメモを取る練習をきちんと積んでいくことがとても大事です。

5. 試験本番とおなじ時間配分で練習問題を解こう!

高得点を取得するための最良の方法は、どんなテストなのかを理解し、本番と同じように練習問題を解くことです。練習すればするほど、得点が高くなると思いがちですが、そうではありません。

自分の苦手なセクションがどこなのか、時間配分をどうするのか、ということを理解し、計画した上で練習問題に取り組まなければ試験本番で練習した成果を発揮するこことはできません。

各セクションで、自分がどのくらいの時間を費やせるのかを把握し、テストの流れを学ぶことからはじめましょう。下記で、具体的な方法を紹介します。

まず、模擬試験とCDを含む公式のTOEFLテキストを購入し、事前の準備や勉強をせずに模擬試験を受けます。これで、自分の能力を測ってみてください。

時間の制約に従い、音声を1回だけ聞いて、スピーキングでは自分の声を1回だけ録音します。

約3〜4時間かかるので、時間は十分に確保してください。

一人で行う場合は、次のことを行うことをオススメします。

セクション 取り組み方
Reading 各パッセージ箇所に20分だけ費やす
これは、実際のテストでどのくらい時間が必要で、どの設問に最も長い時間を費やすか、を知るのに役立ちます。
Listening 各音声を一度だけ聞く
実際のテスト中に質問を聞くことができるのは1回だけなので、最初の聞き取りで重要な情報を選択する習慣を身に付けるために役立ちます。
Speaking 自分で一度だけ録音する
45秒または1分の長さを感じることができ、後で録音された音声を聞いて、自分のできを確認できます。
Writing エッセイをタイピングして練習
TOEFL iBTはコンピューターで行われるため、英語でのタイピング練習をする必要があります。ブラインドタイプできるよう別に練習しましょう。

模擬試験を完了したら、採点しますが、リーディングとリスニングは選択肢問題なので、採点は簡単ですが、スピーキングとライティングは自分で採点するのが難しい、というか不可能だと思います。

英語のネイティブスピーカー、またはTCK Workshopのようなプロの講師に点数とフィードバックを依頼するしかありません。

しかし、自分の録音を聞いたり、エッセイを読み直したり、重大な文法の間違いがないかを、まずは自分の力で確認してたり、要約が求められるスピーキングやライティングのIntegrated Essayでは、音声を再度聞くか、パッセージを読み直して、自分の要約で見逃したポイントがないかどうかを確認しましょう。

上記を終えたら、点数を確認して、

  • 目標を達成するにはあと何点必要ですか
  • どのセクションが一番苦手なのか
  • どのタイプの質問がよく間違えるのか
  • テストを解いているときに最も苦労したこと

を書き留めて、それをもとに学習計画とテスト戦略を立てましょう。

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