はじめにー日本大学中学について

横浜市港北区に位置する日本大学高等学校・中学校は、日本大学付属の共学校です。

中学校からコース分けがあり、英語教育に力を入れていることでも人気が高い学校です。

帰国生受け入れのイメージがあまりなかった日本大学中学校(以後、日本大学中学)ですが、2016年に帰国生入試が導入されたことにより、国際系や海外大学への進学を目指すお子さんのためのコースも設置され、グローバルに活躍する人材を育成しています。

日本大学への内部進学はもちろん、難関国公立大学への進学率も年々増えています。

中学受験で帰国するにあたり、英語力維持など、心配なことも多いかと思います。

今回は、日本大学中学

  1. 英語教育
  2. 大学進学実績
  3. 帰国生入試

について紹介していきます!

日本大学中学の英語教育

中学の段階からグローバルコースが設置され、中学校3年間で高い英語力・コミュニケーション能力を育成します。

ここでは、中高のコース紹介と、日本大学中学英語教育の特色についてまとめていきたいと思います。

グローバルリーダーズコース (中学)

中学では、英語教育を中心とした「グローバルリーダーズコース(GLコース)」と、能動的な学習態度を育てる「Nスタンダードコース」の2つにわかれています。

コースは受験時に選択するため、クラスでは一般生と行動することも多くあります。

また、英語学習に力を入れているため、全員がTOEIC Bridge Test を受験します。

GLコースでは、Nスタンダードコースの基礎学力や教養学のプログラムに加え、英会話教室ベルリッツの授業を受講することが必須です。

ネイティブによる少人数授業で、主体的にディスカッションやプレゼンテーションに取組めるので、インター校や海外の現地校とあまり変わらない感覚で学べるのも魅力的ですね。

また、海外・国内研修が行われ、シンガポールやアメリカ、オーストラリアなどの現地校や企業訪問を通して、英語力や異文化コミュニケーション力を伸ばしています。

このコースでは、国内にいながら海外の学生と交流があるなど、海外に行かなくてもグローバルな価値観に触れることができるので、帰国生のお子さんにもおすすめです。

スーパーグローバルコース (高校)

高校では、オールイングリッシュの授業を取り入れた「スーパーグローバルコース(SGコース)」国公立大学や最難関私立への進学を目指す「特別進学クラス」と、日本大学や難関私立大学への進学を目指す「総合進学クラス」の3つに分かれます。

SGコースでは、ネイティブによるオールイングリッシュ授業毎週のプレゼンテーションがあり、「使える英語」を習得します。

ICT教育を導入しており、ネイティブと一対一のオンライン通話でコミュニケーション能力を高めることができます。

2年からは、理科・数学のオールイングリッシュ授業などでも実践的な英語を学習できるので、海外大学進学を目指しているお子さんには魅力的ですね。

また、さらに高い英語力の生徒に対しては、取り出し授業海外大学入試のアカデミックライティング対策なども行われています。

英会話特別講座

英検2級・準2級受験者が対象に、放課後に無料で英会話特別講座の授業に参加できます。

国際系の大学を目指す生徒さんには特に必須になってくる英検ですが、授業の内容や独学で対策するのは難しいですよね。

そのようなお子さんのためにも、この特別講座では模擬面接なども行っています。

イングリッシュラウンジ

イングリッシュラウンジには、生徒たちが放課後に自由に行き来し、ネイティブスピーカーの教員と気軽に英会話を楽しめます。

このように、日本大学中学は中学・高校にかけても、実践的な英語を日々学べるカリキュラムが多数あるため、海外で培ってきた英語力を維持し、さらに伸ばすことができますね。

日本大学中学の大学進学実績

それでは、日本大学中学大学進学実績をみてみましょう。

ご紹介してきたようなカリキュラムで学んできた日本大学中学の生徒がどのような大学に進学しているのか、気になりますよね。

例年、多数の日本大学合格者と、国公立、難関私立、海外大学への合格者を輩出しています。

授業についていけば内部進学の推薦がもらえるため、例年50%の生徒が日本大学に進学します。

また、特別進学コースSGコースの設置により、国公立や難関私立への現役進学率も高くなってきています。

SGコースの特別授業など、海外進学にあたってのサポート体制も充実しているので、海外大学進学率のこれからの成長にも期待できますね。

日本大学中学の帰国生入試

最後に、日本大学中学帰国生入試を確認しておきましょう。

日本大学中学の帰国入試では、インターネット出願時に希望コースを選択します。

出願資格

どちらかの条件を満たしている者。

  1. 現在、海外での滞在が1年以上あり、帰国して3年以内である。
  2. 現在、海外の学校 (全日制日本学校・全日制日本人学校・インターナショナル校に1年以上在籍している。

受験科目

  1. 国語、または英語(リスニングを含む)を選択
  2. 算数                  (各100点・50分)

英語を選択する場合に関しては、英検4級~3級程度の英語力を想定とあり、他校の帰国生入試と比べ、求められる英語力のレベルが高くありません。

一方で、一般試験の偏差値が比較的高い同校では、国語・算数のレベルが高く、求められる英語力が低いぶん、国・算(特に算数)の受験対策をしっかりとする必要があると考えられます。

しかし、海外にいながら受験国・算の対策をするのは難しいですよね。

TCK Workshopでは、受験国語・算数 (日・英)などの受験科目指導の対応が可能な元帰国生・バイリンガルの講師が多数在籍しています。

もし日本大学中学の受験対策を検討されているのであれば、ぜひ下記の無料相談フォームからお気軽にお問い合わせください。

日本大学中学のまとめ

日本大学中学はいかがでしたか?

日本大学中学は 英語に力を入れたグローバル教育を推奨しており、実践的な英語力を身に着けることができます。

また、中高のグローバルコースでは、海外大学進学の際に必要なライティングやプレゼンテーションのスキルを学べることができるため、海外大学・国際系の大学の進学を目指しているお子さんにもおすすめの学校です。

帰国生入試では、高いレベルの受験国・算(特に算)の対策をすることが合格への鍵となってくるでしょう。