はじめに

Life、Love、Libertyの3Lを教育理念としている淑徳高等学校は130年にわたる長い歴史を持つ学校です。

週6日授業を行い、「国際感は日常のもの」とする淑徳高校には様々な特徴があり、特に、こちらの学校で用意されている「留学コース」は帰国生にとっても非常に魅力的なコースではないかと思います!

今回は、そんな淑徳高校の

  1. コース
  2. 海外研修やゼミ
  3. 大学合格実績
  4. 入試情報

についてまとめました!

コース紹介

淑徳高校のクラス編成は、

  1. 「スーパー特進」
  2. 「特進選抜」
  3. 「留学」

の3つのコースに分かれています。各コースで生徒の進路や学びたいことに合わせたカリキュラムが組まれており、週6日34時間のきめ細やかな授業が行われるのが特徴です。以下、各コースについて紹介していきたいと思います!

スーパー特進コース

スーパー特進コースは東大や東工大、国公立大医学部など、最難関大学を目指すコースです。

ハイレベルな授業や集中ゼミ、放課後ゼミなどで高い学力を身につけます。高校2年生になるとクラスが再編成され、英文類型と理数類型に分かれます

特進選抜コース

特進選抜コースは、

  • 国公立大学
  • 早慶上智
  • GMARCH

などの大学を目指すコースです。このクラスの特徴は、自分の進路に合わせたゼミや講習を選ぶことができるという点です。

夏期講習は60-100講座ほど開講されており、非常に多様な講習内容から自分に合った選択できます!特進選抜コースも2年次に英文類型と理数類型に分かれます

留学コース

留学コースは名前の通り、1年間の留学を経験できるコースです。国公立大学や早慶上智に加え、海外大学も視野に入れるコースとなっています。

留学コースは上記の二つと異なり3年間コース替えがなく、一貫して英文類型のクラスとなっています。留学コースは40-45名ほどのクラスとなっており、全員が高校1年生の夏から2年生の夏まで留学を経験します。留学先としては、

  1. アメリカ
  2. イギリス
  3. カナダ
  4. オーストラリア
  5. ニュージーランド

の5カ国があり、淑徳高校と提携している様々な私立校の中から自分に合った学校を選択します。留学中はホームステイや寮生活を通して、英語漬けの毎日を送ることになります。こうした留学生活に対応できるよう、留学前の1学期は特に英語に力を入れたカリキュラムが組まれています英語の授業は週に10時間と、他の学校と比べて非常に多く、英会話はもちろんのこと英語4技能すべてをバランスよく身につけます。留学後はそのまま進級でき、特別カリキュラムで大学合格までのサポートが行われます。実際に、多くの留学コース生徒は難関大学へ合格しており、特に語学に強い大学などへ進学しています。

留学コースは淑徳高校の特徴的なコースでもあり、およそ30年ほどの歴史があります。帰国生にはもちろん、海外で生活してみたい方にはとてもおすすめできるコースとなっています

一般的な日本の学校に通う帰国生の多くは、帰国後の英語力の維持・向上に苦労することと思いますが、このようなコースに在籍し1年間留学をすることで、英語力に磨きをかけ、海外大学も視野に入れられるようなハイレベルな言語能力を身につけることができるのではないでしょうか

海外研修やゼミ

淑徳高校は、留学コースの他にも海外研修やゼミがあります。

海外サマーキャンプ

希望者は夏休みの2週間

  1. アメリカ
  2. イギリス
  3. カナダ

のうち一箇所を選んでホームステイを経験できます観光やラフティングなどの楽しいアクティビティを通して、多くの人と交流し、英語力を身につけます

セブ島英語研修

高校2年生は冬休みの3週間または春休みの1ヶ月フィリピンのセブ島での語学研修に参加することができます。研修中はマンツーマンの英語授業が行われ、国際ボランティアの参加などを通して、英語だけではない学びを経験することができます。

TOEIC・英語検定講座

英検やTOEICに加え、漢字検定や数学検定などの検定を受けることができます。大学受験に必要な検定などが受けられるのはとても便利ですし、様々な検定講座が用意されているので、自分の興味に合ったものを選べてモチベーションの向上にもつながります

中国語韓国語講座

国際教育に力を入れている学校であるため、英語だけではなく、韓国語や中国語の外国語講座を受けることができます。講座はその言語を知らない学生向けに初歩的な内容から始まりますので、中国や韓国の帰国生にとっては簡単かもしれませんが、このような少し変わったクラスがあるのは魅力的で面白いですね!

多様な留学プログラム・海外研修の機会を用意している淑徳高校ですが、帰国生入試では、英語に加えて面接および国語・数学の筆記試験が必須科目となっています。長く海外に滞在していた方にとって、日本の受験数学・国語は特にハードルが高いものになりがちです。

弊社TCK Workshopでは、経験豊富な講師が皆さまの学校選びから試験対策、入学後の学習生活までしっかりとサポートさせていただきます。海外大学進学も視野に入れられる淑徳高校、ご興味のある方は、是非お気軽に無料学習相談フォームからお問い合わせください!

大学進学実績

次に、淑徳高校の大学合格実績です。こちらは2021年度の合格情報となります。

東京大学3名 (現役2名)
国公立大学80名 (現役72名)
医学部医学科19名
早慶上理ICU125名
GMARCH257名

海外大学について、2021年度の具体的な合格者数についての記載はありませんが、0.8%の卒業生が海外大学へ進学したそうです。このほかにも、東工大学1名、一橋大学2名合格しています。

最難関大学に加え、難関大学の早慶上理ICUへの合格者数も多く、87%の卒業生が4年制大学へ進学しています。

海外大学合格も実績は増えつつあるようで、昨年度、2020年は18名の学生が

  1. トロント大学
  2. キングス・カレッジ・ロンドン
  3. マンチェスター大学
  4. クイーンズランド大学

などに合格しています

海外大学へ進学したい方にとっては嬉しい結果ですね。海外大学進学を考えていなかったという方にとっても、選択肢が広がるよい機会になるのではないでしょうか。

入試情報

最後に、淑徳高校の入試についてです。帰国生入試と一般生入試があり、どちらも試験内容は同一となっています。

一般入試

試験科目
試験科目国語 (50分)
数学 (50分)
英語 (50分)
面接

一般入試は国語、数学、英語の3科目の試験となります。一般入試を受ける帰国生は、国語と数学の対策がとても大事になってきます

では、次に帰国生入試です。

帰国生入試

資格:海外在住1年以上、帰国後3年以内

試験科目
試験科目国語
数学
英語
面接(日本語5-10分)

帰国生入試については、各科目が何分ほどの試験かは公開されていませんが、一般入試と同じ科目構成となっています。帰国生入試として優遇があり、経歴や出身校、英語力を考慮してもらえるようです。

英検準2級以上の資格を取得していると優遇されるので、英検をお持ちの方は提出を忘れないようにしましょう!

まとめ

淑徳高校のポイント
  • 「スーパー特進」「特進選抜」「留学」の3コースから自分に合ったものを選べる
  • 留学コースではクラス全員が1年間の留学を経験
  • 様々な講座や講習、語学研修やゼミがある
  • 海外大学進学実績もあり!

留学コースは多くの帰国生にとって魅力的なコースだと思います!1年間、休学せずに留学できるのは素敵ですよね!英語力を向上させたい方、海外大学へ進学したい方にはおすすめできるコースです。

入試では、どの入試でも国語、数学、英語の筆記試験が出題されます。日本での学校生活が短い方は特に受験対策が必要です。

とはいえ、不慣れな日本の学校の入試対策を一人で行うのは大変ですよね。海外で暮らしながら、日本の学校の受験勉強をしっかりと見てくれる塾を探すのも難しい……というケースも多いのではないかと思います。弊社TCK Workshopであれば、オンライン個別指導にて、経験豊富な講師陣が、皆様の学校選びから受験対策までしっかりとサポートさせていただきます!まずは無料学習相談および無料体験学習から、お気軽にお問い合わせください!