国際高等学校の魅力
NUCB International College/国際高等学校は、日本の四季を肌で感じることができる自然豊かな環境で、先進的な学術プログラムを学ぶ、全寮制のボーディングスクールです。本学には世界各地から様々なバックグラウンドをもつ学生が集まります。皆さんが将来の選択肢を多く持つためには、高度な思考能力を身につけることだけではなく、グローバルな視点から物事を捉える視座を養い、他者を理解することも必要とされます。異なる文化や豊かな経験をもつ仲間たちと、国際的なコミュニティーの中で共に過ごし共に学ぶことで、学生一人ひとりが次の未来を形作るプレーヤーとして、そしてリーダーとなれるよう育成をしていきます。競争や失敗を恐れることなく何事にも全力で取り組んでいけるように、また、他者や比較に振り回されることなく、常に高い意欲と向上心を持ち自分の可能性を最大限に発揮しつづけることができるように、仲間、教員と共に成長していくことができます。
特色ある教育課程
本校は日本国内のみならず海外大学に入学するための2つの高校卒業証書を取得することができます。 2021年初頭に国際バカロレア・ワールドスクールの「候補校」として認定され、2023年までには国際バカロレア・ワールドスクールとしての正式認可、そして世界中のトップ大学から大学入学前のプログラムとして認められる学名高い Diproma Programme (DP) を提供すべく準備を進めています。加えて高校1年次 (Year10) からの入学者は、DPと同時に全て英語で日本の高校卒業資格を取得できる教育課程(一条校)として開校準備が進行しています。
- 中学卒業後(高等学校準備課程)4-7月
- 1年次(国際教育準備課程)9月入学
- 2-3年次(国際教育課程)IBDP候補校
総合的でバランスのとれたカリキュラムを提供し、独自の評価システムを実施することによって、生徒に学術性の高い課題へ挑戦することを促すとともに、地域での奉仕活動や様々な自主的活動により責任感や社会性を育む教育を行っています。プログラム全体を通じ、生徒に論理的思考や表現力、さらには探究心や学術的思考、異文化に対する理解と寛容性などを育むことを重視しています。一般的な科目の他に分析、研究、他人や自己の管理能力を向上させるための学習アプローチが組み込まれています。またケースメソッドによるアプローチにより、バランスの取れた国際的意識の高い、高度な技術を備えた人材に育てるべく教育を行います。
全寮制教育でのハウスシステム
本校の最大の特徴として挙げられるのは全寮制であるということです。キャンパスに併設された学生寮で、異なる宗教、言語、考え方をもつ生徒たちと3年間を共に過ごすことは、協調性や多様性への理解を自然に身につけていくことにつながります。高校生活の貴重な期間に学校での学び以外でも、リーダー教育に必要とされる素養を最大限に養うことができるよう工夫された寮となっています。
全ての学生は校舎に併設された「ハウス」で寮生活を営みます。一人ひとりの学生がそれぞれの目標に向かって勉学に取り組めるよう、多面的な支援をするハウスシステムは本学の魅力の一つです。
ハウスダイレクターの指導のもと、ハウススーパーバイザーとハウスメンターが活動を行い、学生の日々の学業と生活を支援していきます。特に、上級生が下級生の学生生活を指導・支援するハウスメンターは年齢が近いため相談もしやすく、親元を遠く離れて生活する上でとても貴重な存在です。ハウスは男女ごとにフロアが分かれており、国籍や学年の異なる学生同士が日常的に交流できるよう配慮されています。このように集団生活を通して全員が同じルールの下で強い絆を築くことは、寮生活を豊かにするのみならず、将来のリーダーとしての資質を高めていくための重要なステップとなります。
平日夕方と土曜日はハウスマスターによるカウンセリングを実施しています。学業だけでなく対人関係や体調など悩みをかかえる学生と長年向き合ってきたエキスパートたちが親身に相談にのり、生徒の話に耳を傾けます。
充実した学生支援体制
進学支援
日本国内の大学はもちろん、欧米やアジアなど世界各地の大学進学を含め、入学から卒業、大学への入学まで、学生はそれぞれのニーズに合わせて総合的かつ多様なサポートを受けることができます。高校1年次には、キャリアカウンセラーの指導のもと、学生は自分の興味やスキルに合わせて進路を考え、2年次と3年次にはカウンセラーの指導のもと、オンラインデータベースを使って様々な進路を調べ、大学へ出願用のポートフォリオを作成します。キャリアカウンセリングプログラムでは、学生が自分のキャリア目標を実現するために必要なスキルを少しずつ身につけていくことに重点を置きます。
学修支援
生徒一人ひとりが入学後に大きく成長できるよう、また卒業後にしっかりとした道を歩めるよう最大限にサポートをします。学習面で不安を抱いていたり個人的な悩みを抱える生徒を早期に発見し、必要に応じて個別に支援・フォローアップを行います。
パストラルケア
入学から卒業まで学生一人ひとりに合わせて学業・生活の両側面から積極的に支援するウェルビーイングプログラムを用意しています。毎週土曜日に実施し、系列大学の留学生および日本人学生がワークショップをサポートします。教員ではなく年の近いお兄さん・お姉さんとの交流から得られる学びがそこにはあります。みなさんが学生生活を満喫できるように様々なワークショップを企画しています。
また、授業後夕食前の時間を活用し、学生がリラックスした雰囲気の中で一緒に何かの活動を楽しむことできるエンゲージプログラムを用意しています。学生生活のバランスを取りながら、異なる身体的また創造的活動を行う中で、学生がリーダーシップを発揮したり、年齢や学年の異なる学生と友情を育む機会を提供します。
入学選考について
入学選考については、書類選考、オンラインでの適性テスト(CAT4)、英語での面接選考を実施いたします。出願期間は以下の通り、受け付けています。出願受付から随時選考を実施し、定員になり次第募集を終了します。
日本のVISA・パスポート非保持者(NJVP) |
1期:11月1日ー12月20日(終了) |
2期:1月7日ー1月30日(終了) |
3期:2月3日ー2月27日(終了) |
4期:3月7日ー4月3日(出願受付中) |
5期:4月14日ー5月15日 |
日本のVISA・パスポート保持者(JVP) |
1期:11月1日ー12月20日(終了) |
2期:1月7日ー1月30日(終了) |
3期:2月3日ー2月27日(終了) |
4期:3月7日ー4月24日(出願受付中) |
5期:5月6日ー5月29日 |
出願に必要な条件
生年月日が2006年1月1日~2007年12月31日生まれであること
(日本の一条校に在籍している場合は生年月日が2006年4月2日~2007年4月1日生であること)
次の何れかに該当すること:
- 中学校を卒業した者もしくはこれに準ずる者
- 2022年8月までに初等・中等教育課程で9年以上の正規教育を修了していること
- 文部科学省が定める高等学校入学資格を満たしていること
卒業認定資格(二種類)に関しての注意事項
本学の教育課程を3年間学修し、必要な要件を満たした学生は、国際バカロレア(IB)の卒業資格と日本の高等学校の卒業資格の2つを取得することができます。ただし、高校2年次(Year11)から本学に編入した場合は、他の教育機関での高校1年次(Year10)の履修内容が日本の高等学校卒業の要件を満たすか否かについて、日本の関連省庁によって判断されます。この場合、卒業時に日本の高等学校の卒業資格が認められるかは保証されません。
帰国生の受け入れについて
本校では日本に帰国する子女の受け入れを積極的に行っております。出願〜入試までオンラインで実施しており、海外からも受験していただけます。転入学については通年でご相談を受け付けております。
本学への入学に必要となる英語運用能力の目安
Bridging Programme | Year 10 | |
CEFR | B1 | B2 |
Test | ||
Cambridge English | B1 Preliminary for Schools 140-159 | B2 First for Schools 160-169 |
IELTS | 4.0-5.0 | 5.5-6.5 |
TOEFL iBT | 42-71 | 72-94 |
EIKEN | 2級相当 | 準1級相当 |
Duolingo | 70-85 | 90-115 |
最後に
国際高等学校は、日本の四季を肌で感じることができる自然豊かな環境で、先進的な学術プログラムを学ぶことができる全寮制のボーディングスクールです。これからの時代、グローバルな視点から物事を捉える視座を養い、他者を理解することも必要とされます。異なる文化や豊かな経験をもつ仲間たちと、国際的なコミュニティーの中で共に過ごし共に学ぶことで、学生一人ひとりが次の未来を形作るプレーヤーとして、そしてリーダーとして活躍していけるよう、仲間、教員と共に成長していきましょう。これから出会う仲間と3年間の学びを通じて身につけていく本物のスキルは、みなさん一人ひとりの生涯の宝物となることでしょう。
オンライン学校説明会やオープンキャンパスを定期的に開催しております。また、本校に関するお問い合わせや個別相談は随時承っております。その他、サマースクールや本校の魅力をご体験いただけるイベントも開催予定です。皆様のご参加、お待ちしております。
入試広報担当者のプロフィール
国際高等学校 入試広報担当
大山 壮雄
大学で教育について学ぶ中で国際教育に高い関心を持ち、
海外の教育制度や特徴について知見を広げると共に、英語も習得。大学卒業後、英国サウサンプトン大学大学院に留学し、修士号を取得。
帰国後は、民間企業にてマーケティングや新規事業に従事。
2021年3月より現職。