はじめに

約30ヶ国より、327名の帰国生 (2019年度) が在籍している立命館宇治高等学校は、「国際教育を推進する新しい国際型中高一貫校」です。

立命館宇治高等学校には、インテグレイテッド・グローバル・コース (IG)、イマージョン・コース (IM)、国際バカロレア・コース (IB)の3コースがあり、生徒はそれぞれ自分に合ったコースを選択して受験することができます。

今回は、帰国生が多い立命館宇治高等学校の、

  1. IMコース
  2. IBコース
  3. 大学合格実績
  4. 入試

について紹介していきたいと思います!

IMコース

立命館宇治高等学校のIMコース (イマージョン・コース)とは、留学とイマージョンによって英語力を高め、海外大学進学を視野に入れながら学習を進めるコースです。

イマージョンとは、単に一つの科目として英語を学ぶのでなく、英語で何か別の科目を学ぶという教育方法です。そのため、IMコースでは、入学時から徐々に英語で授業を受けるような授業構成になっており、帰国生にとっても英語力の維持・向上が見込めるコースです。実技科目の一部を英語にするなど、週7時間ある英語の授業以外にも毎日英語に触れられるようになっています。

IMコースの生徒は全員1年間の留学に参加することになっています。1年次から2年次にかけて、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアの高校に留学します。現地の高校に通うので、非常に速いスピードで英語力を身につけることができ、海外で貴重な体験を積み重ねることもできます。留学後は、IMコースかIGコースを選択することができ、帰国後も英語で授業を受けたい方はIMコースそうでない方はIGコースに入ります

帰国後、国語以外の教科を英語で行うIMコースは帰国生にとっても魅力的ですよね!

英語力にこだわるIMコースでは、全体的な英語力はもちろんのこと、TOEFLスコアなども上がりますし、留学にも行けるので、とても素敵なコースです!帰国後、英語を維持・向上したい方には是非検討していただきたいコースとなっています!

IBコース

IBコース英語力、知力、探究心を育てるコースです。帰国生や国内のインターナショナルスクールに通っていた学生が多く集まるコースでもあり、高い英語力の中に身を置くことが出来るでしょう。

IBとは国際バカロレアという世界共通のカリキュラムで、国際的な場面で活躍できる人材を育てる教育プログラムです。IBには50年以上の歴史があり、海外ではもちろん、日本でも多くの学校で導入が進められているプログラムです。

IBコースは英語を基本言語とするコースです。そのため、入学時から、国語以外の授業は全て英語で行われます。ディスカッション重視の学習環境で、毎日英語を使って帰国後も英語の向上ができるようなコースとなっているので、英語力の維持・向上を目指したい帰国生にはうってつけです。

IBのディプロマを持っていると、海外大学進学にもとても役立つという点も魅力的ですね!

ここではしっかりと日本語での国語の授業も行われていますので、英語力だけではなく、日本語力や第二言語も身に付けることができます。日本語の授業は標準レベルと上級レベルがあるので、自分のレベルにあった授業で学べるのも嬉しいポイントです!IBプログラムでは、英語や日本語以外の言語を一から学ぶことも可能なので、英語・日本語に限らず言語力全般の向上が見込めそうです!

日本にいながら英語で他科目の授業を受けることができるこちらのIMコースおよびIBコース。帰国生には非常に魅力的なクラスですが、その分入学試験ではしっかりとした英語力が問われます。詳しくは受験情報の項目にて後述しますが、IBコースを受験したいという方は英語の面接・英語の数学などもありますので、早いうちから対策を行っておきましょう!

弊社TCK Workshopでは、指導経験豊富な講師陣が、皆様の学校選びから筆記試験および面接対策までしっかりとサポートさせていただきます!「今の英語力でIM・IBコースの授業についていけるかな……?」など、無料学習相談にて一人ひとりのお悩みを解消します。是非お気軽にお問い合わせください。

大学合格実績

次に、立命館宇治高等学校の大学合格実績をみてみましょう。

2021年3月卒業

立命館大学 (学内進学)311名
立命館アジア太平洋大学 (学内進学)5名
国内他大学47名
海外大学3名

やはりほとんどの生徒が立命館大学へ学内進学しています。立命館大学の中では、経営学部に最も多くの生徒が進学しており、次いで法学部、3番目に多いのが産業社会学部となっています。また、もう一つの学内進学として、立命館アジア太平洋大学にも5名合格しています。うち4名はアジア太平洋学部、1名は国際経営学部に進学しています。

学内進学以外にも、様々な国内大学や海外大学への進学実績もあるようです。国内大学では、

  • 慶應義塾大学
  • 早稲田大学
  • 上智大学
  • 国際基督教大学

など、難関私立大学に合格しています。海外大学ではアメリカのカリフォルニア大学デービス校カナダのトロント大学などへの合格実績があり、日本国内の高校としてはとても良い実績といえるのではないでしょうか!

2020年の卒業生は21名海外大学に進学しているので、これからさらに伸びていくのではないかと期待できます!

入試

最後に、立命館宇治高等学校の帰国生入試についてです。今回はIMコースとIBコースをメインに紹介したので、これらのコースに入るための入学試験について見ていきましょう!また、IMコースとIBコースにはそれぞれ推薦入試と専願があるのですが、ここでは専願の帰国生入試について紹介させていただきます。

帰国生入試 IM コース (専願)

A方式入試科目小論文 (日本語または英語:115分)、面接 (保護者1名同伴)
B方式入試科目国語、数学、英語、面接 (保護者1名同伴)

試験内容および出願資格は方式毎に異なります

まず、A方式については出願資格として、一般生の出願資格に加えて

  1. 日本の義務教育の課程( 9 年間)に重なる期間に、現地校(日本人学校を含まない)・イターナショナルスクール等の就学経験が合わせて 5 年以上あること。
  2. 日本の中学校の課程( 3 年間)に重なる期間に、現地校(日本人学校を含まない)・インターナショナルスクール等の就学経験が 1 年 6 ヵ月以上あること
  3. 「①」「②」に該当しない場合でも、日本の義務教育の課程( 9 年間)に重なる期間における現地校(日本人学校を含まない)・インターナショナルスクール等の就学期間が連続しており、その期間が帰国後の就学期間の長さを越える場合

のいずれかに該当している必要があります。

B方式については、一般生の出願資格に加えて「日本の義務教育期間における海外就学期間が 1 年 6 ヵ月以上の者」という要件を満たしている必要があります。

A方式で課される小論文についてですが、日本語の場合1000-1200字、英語の場合は500-700語程度が目安となります。英語が得意な方は、英語の小論文に挑戦してみるのも良いのではないでしょうか!

IMコースは、

  • 香港
  • 上海
  • シンガポール
  • ロンドン
  • ニューヨーク
  • 立命館宇治高等学校

を試験会場としているので、現在の自分の居住地に近い場所で受験することができるのもありがたいポイントですね!(2019年度:新型コロナウイルスの状況などにより、変更の可能性有)

また、11月入試と2月入試がありますが、入試科目は同じです。11月と2月に同じ方式で受験することはできませんが、異なる方式であれば出願が可能だそうです。

帰国生入試 IB コース (専願)

資格海外在住1年6ヶ月以上
入試科目小論文 (英語:70分)、数学 (英語:45分)、個人面接 (英語:保護者1名同伴)

IB入試は全て英語で行われます小論文は出題も回答も英語で行われ、550-800語が目安となっています。数学も英語、面接も英語なので、特に英語が得意な帰国生を対象としているのが分かります。海外在住年数が短かったり、日本語で数学を学んだ方などは特に受験対策が必要になりそうです。

IB入試も同じく11月と2月に入試があります。こちらもIMコースの入試と同じく、シンガポール、ロンドン、ニューヨーク、そして立命館宇治高等学校が試験会場としてあげられていますが、やはり新型コロナウイルスの影響により変更の可能性もあるようですので、出願時にはしっかりと学校HPなどを確認するようにしてください。

入試以外に、出願書類として、IBコースは英語資格証明書を提出するのが条件となっています。英検やTOEFL、TOEICなど英語資格を持っていない方は必ず出願時までに受験してください。高いスコアを目指して頑張りましょう!

こちらの公式HPから、試験の詳しい説明やサンプル問題なども確認できますので、興味のある方は是非チェックしてみてください!

まとめ

立命館宇治高等学校のポイント
  • イマ—ジョン教育を行うIMコースでは全学生が1年間の留学を経験できる
  • 国語以外の全科目が英語で行われるIBコースは、海外大学進学に有利なディプロマの取得が可能
  • 進学先は圧倒的に立命館大学が多いものの、他の難関私立校や有名海外大学への進学実績もあり
  • 入試はIGコース、IBコースでそれぞれ試験内容・出願資格が異なるので要チェック!

立命館宇治高等学校は英語教育に力を入れている学校であり、帰国後、英語力を維持・向上できるような学校を選びたい帰国生にもおすすめできる学校です!

IMコースの入試では、小論文または国語と数学の対策が必要そうです。特に小論文は第三者の目を通して、添削してもらうことで確実に上手くなります!また、海外在住歴が長かった場合、日本の国語や数学の対策もしっかりする必要があるでしょう。IBコースの入試は全て英語で行われるので、英語の小論文の書き方英語で行う数学はどのようなものかをしっかり確認して、対策をしてから受験しましょう!

弊社TCK Workshopでは、帰国子女高校受験対策や小論文対策も行っております。まずはどちらのコースが自分に合っているのか、どんな勉強をしたら良いのか、指導経験の豊富な講師との無料学習相談も行っておりますので、是非一度ご活用ください!