はじめにー湘南白百合学園中学について

ミッション系女子校湘南白百合学園中学・高等学校では、新たな教育改革が行われています。

「愛する人として」考え、行動することを目標にしている同校では、現代のグローバル社会で時代を大きく変える人材を育成しています。

大学入試対策や英語四技能を伸ばす教育改革により、2019年に帰国生にむけた特別授業である「Eクラス」が設置され、日本の授業や学校習慣に馴染みのない帰国子女でも安心して学習できる環境づくりがされています。

また、帰国生入試英語ネイティブの教員が制作した新しい内容です。

入試内容が変わって一年しか経っていないということは、それだけ受験対策を練りにくい、ということです。

コロナ禍で、インターネット出願や説明会が多くなる中、入試での帰国にあたり、学習面や環境面で心配なことが多いかと思います。

ここでは、湘南白百合学園中学

  1. 英語教育
  2. 大学進学実績
  3. 帰国生入試

についてまとめていきたいと思います!

湘南白百合学園中学の英語教育

まずは、湘南白百合学園中学英語教育についてみていきましょう。

湘南白百合学園中学では、中等部から英語を中心とした語学教育に力を入れており、学年全員にオールイングリッシュの授業を受ける機会があります。

ここでは、新たに設置された「Eクラス」と、中高の国際教育プログラムについて紹介します。

Eクラス

いままでは、湘南白百合学園中学では一般生と帰国生が同じ英語授業を受けていましたが、2019年から新しく、英語力がすでに高い生徒用の英語取り出し授業「Eクラス」が設置されました。

日本の授業形態に慣れていない帰国生のお子さんにとって、一般生と同じ学習環境で高い英語力を維持するのは難しいですよね。

Eクラスでは、ネイティブ教員がつくったシラバスをもとに海外のテキストを使用したオールイングリッシュ授業を行っているので、海外の英語授業と近い環境で学習することができます。

一週間の英語授業の構成は、3時間ネイティブ/ 3時間日本人教師となっています。 日本人教師も帰国子女のため、授業の内容は同じ英語レベルを保ち、教員と生徒の距離も近く、英検対策や英作文の相談がしやすいのもEクラスの特徴です。

海外に近い授業形態で、帰国生のお子さんも安心して英語力を維持・向上できるのではないでしょうか。

国際教育プログラム

湘南白百合学園中学では、英語授業の他にも、国内外の様々なイベントグローバルな視点異文化に出会い、主体的に使える語学力コミュニケーション能力を育成しています。

以下は、国際教育プログラムの一部です。

国内研修・エンパワーメントプログラム:海外の大学生との交流イベント(中学3年~高校3年)
・東京グローバルゲートウェイでのコミュニケーション研修(中学1年~中学3年)
海外研修・オーストラリア研修
・ミスカレッジ研修/メリーランド研修(アメリカ)
・ターム留学(オーストラリア)

国内研修では、他校の生徒との交流もあり、語学力だけでなく自主的なコミュニ―ケーション能力の向上も期待できます。

海外研修では提携しているカレッジ見学や現地学生との交流も多く、海外生活をすでに経験したお子さんも、将来の可能性やグローバルな視点を広げるうえで重要な体験になるかもしれません。

国内外研修の詳細については、学校HPの「語学研修プログラム」のページをご覧ください。

湘南白百合学園中学の大学進学実績

それでは、湘南白百合学園中学大学進学実績についてみておきましょう。

湘南白百合学園中学では、高校1年から、様々な受験対策補習などの進路指導が充実しています。

実際に卒業生がどのような大学に進学しているか、気になりますよね。

以下は、2020年入試合格者のデータの一部です。

国内大学 計255名

国公立22名
早慶上理111名
GMARCH122名

他校と比べ、難関私立大学のなかでも特に早稲田(33名)と上智(32名)の合格者が多く特に文系の学部への合格者が多いです。

海外大学 計4名

NIC International College in Japan1名
American University1名
The George Washington University1名
Marymount University1名

海外大学進学に関して、湘南白百合学園はリベラルアーツカレッジのセントメリーズカレッジ(アメリカ)とパートナー校提携をしています。

奨学金制度の他、アメリカの大学の正規学部入学が可能な環境づくりもしているので、海外大学への進学を考えているお子さんには魅力的ですね。

また、新しく帰国生向けのEクラスが設置されたことにより、難関海外大学や国際系大学・学部への進学率の成長がますます期待できるのではないでしょうか。

湘南白百合学園中学の帰国生入試

最後に、湘南白百合学園中学帰国生入試を確認しておきましょう。

湘南白百合学園中学では、Eクラスの新設に加え、中学の帰国生入試の内容も新しく変わってきています。

インターネットを利用した自宅受験なので、海外にいながらの受験も可能です。

受験資格

以下の1と2に該当する者。

  1. 計1年以上海外の学校に在学した者
  2. 帰国して3年以内の者

試験科目

帰国生入試は、A方式とB方式の2種類があります。 (A・B方式の併願可)

①A方式英語(100点)/ 国語または算数を選択 (100点)/ 面接(5分)
②B方式国語 / 算数(各100点)/ 面接(5分)

ここで注意しておくべきなのは、「英語試験がネイティブ教員によってつくられている」という点です。

2019年から一新された帰国入試の英語では、Reading and grammer (25分)/ Listening (15分)/ Writing (20分)という構成で、高い語彙力だけではなく、英語で考える力・表現する力が求められると考えられます。

また、2019年の過去問しかないため、受験対策では一般受験科目の国・算数の対策をする必要があります。

しかし、海外にいながら国語・算数の受験対策をするのは難しいですよね。

TCK Workshopでは、受験国語・算数 (日・英)の対応が可能な元帰国生・バイリンガルの講師が多数在籍しています。

もし湘南白百合学園中学の受験対策を検討しているのであれば、是非下記の無料相談フォームからご相談ください!

湘南白百合学園中学のまとめ

湘南白百合学園中学はいかがでしたか?

湘南白百合学園では、海外に近い環境での英語授業「Eクラス」や、留学・語学研修などの国際教育イベントも充実しており、自然に英語や異文化に触れることができる学校です。