はじめに
皆様はアイビーリーグを聞いたことがありますでしょうか？
ハーバード大学やコロンビア大学、アメリカでの最難関とされる大学を目指す帰国生も少なくはありません。
今回はアイビーリーグを目指す学生や、興味を持っている生徒のために、
- アイビーリーグとは何か
- 各大学の平均SATスコア
- 出願
について紹介していきます！
アイビーリーグって何？
アイビーリーグ (Ivy league)とは、アメリカにある最難関私立大学の8校を指すものです。
アイビーリーグ (Ivy league)
| Harvard University | Princeton University | Columbia University | Yale University |
| Cornell University | University of Pennsylvania | Brown University | Dartmouth College |
ほとんどの方が上記の大学を一回は耳にしたことがあると思います！アメリカのトップを占める大学は誰もが憧れる、優秀な生徒が集まる大学ですよね。
今回は最難関のアイビーリーグに入るために必要なSATのスコア、そして出願に必要な書類などをみてみましょう！
＊新型コロナウイルスの影響によってSATを受けれなかった生徒も多いため、SATを出願時に提出することを求めない大学も多くなっています。しかし、また通常に戻った場合の目安にしてください！
アイビーリーグのSATスコア
今までアイビーリーグに入学できた生徒はどれほどのSATスコアを持っているのかを見てみましょう。
25th percentile (25パーセンタイル)とは、その大学に合格した25％の生徒が記載されているスコアまたはそれ以下のスコアを取得していることを示しています。
75th percentileも同じく、75％の生徒がそのスコアまたは以下で合格したことを表しています。
今回は参考までにその25thと75th percentileも記載していますが、4列目の「平均SATスコア」をチェックするのが一番わかりやすいと思います！
| 大学名 | 25th Percentile | 75th Percentile | 平均SATスコア |
|---|---|---|---|
| Yale University | 1460 | 1570 | 1515 |
| Princeton University | 1460 | 1570 | 1510 |
| Harvard University | 1460 | 1570 | 1510 |
| Columbia University | 1450 | 1570 | 1510 |
| University of Pennsylvania | 1450 | 1560 | 1500 |
| Brown University | 1440 | 1570 | 1500 |
| Dartmouth College | 1440 | 1560 | 1500 |
| Cornell University | 1400 | 1560 | 1480 |
平均スコアが高い順に記載しましたがほとんどの大学が1500以上のスコアが平均になっています。（参考：https://blog.prepscholar.com/sat-scores-for-colleges）
SATは英語と数学の2セクションあり、各セクション800点、満点は1600点です。75th percentileを見るとわかるように、やはり最難関の大学に合格している生徒は満点に近いスコアを持っていますね。受験生皆様も、平均スコアを目指すのではなく、75th percentileのスコア、またそれ以上を目指して頑張りましょう！
また、記載しているスコアを取得していても、入学が保証されるわけではありませんので、今回のスコアは目安として、合格している生徒と自分を比べて、自己分析してみてください！
出願について
次に、アイビーリーグに入るためにはどのような出願書類が必要か見てみましょう。各大学で出願書類違いますが、大体ほとんどのアイビーリーグ校で以下の書類が必要です。
- 成績証明書
- 推薦状
- 課外活動書類
- TOEFL, IELTS, PTE
- エッセイ
- Common application
アイビーリーグの大学は高校の成績を重視しており、多くの生徒がGPA4.0以上の成績を持っています。
また、優秀な生徒を集めるには、第三者の目から見た生徒の姿を知るために、推薦状が必要です。推薦状は2通必要なところもあり、時間がかかるので、早めに先生に頼みましょう。
TOEFL, IELTS, PTEは全ての大学で必要なわけではないですが、英語が母国語でない生徒は多くの場合、必要です。アメリカの大学でさらに最難関の大学の授業についていけることを証明するために、こちらも満点を目指して頑張りましょう！
最後のCommon applicationは、アメリカでよく使われる共通願書のことです。自分のプロフィールや学歴、課外活動、スコアなどを入力し、最後にエッセイも記入します。このオンラインシステムで出願することが必要となります。
まとめ
アイビーリーグに必要なSATスコア、いかがだったでしょうか？
最難関であるアイビーリーグに入るには、SATスコアに限らず、成績やTOEFLなどのスコアも満点に近いことが求められます。
今日紹介した目安をもとに、自分が他の生徒と比べてどの位置にいるのか、どれほど点数アップをしなければいけないのかを考える良いきっかけになったかと思います。
