指導を通して感じた想いやお役立ち情報を皆様にお届け致します。
初めまして、TCK Workshopの奥野と申します。生まれも育ちも日本で初めて英語に触れたとき、全く理解できずに焦る自分と新たな出会いに心躍らせる自分の両面を見た気がします。そののち、アメリカの大学院で新たな環境に戸惑っていたとき、自分を支えたのは試行錯誤しながら諦めず英語を勉強し続けた自分だったように思います。生徒の皆さんと努力の先にある成長した自分を信じ、新たな経験を積んでいきたいと思います。
TOEFL iBT®は海外大学進学や帰国生入試でスコアの提出が求められることの多い英語の試験です。
長い試験時間に高い受験料、独特の試験形式など受験者の頭を悩ませる要素の多い試験ですので、早く目標スコアを取りたいもの。
試験対策をしっかりするのはもちろんですが、少しでも快適に試験を受けられるよう工夫することがスコアを左右する可能性もあります。
そこで、今回は試験内容には直接関係ないTOEFL iBT®受験で気を付けたいことを紹介していきたいと思います。
気をつけたいことを先にまとめると、
という5つのPOINTで、詳しくご紹介していきます。
試験受付時間に遅れないようにするのは言うまでもありません。しかし、それ以外にも試験到着時間で気を付けたいことがあります。
TOEFL iBT®は受け付け順に試験会場に入り、試験を開始します。ですので、1番に受付を済ませれば、1番早く試験が進んでいきます。
問題はリスニング後の休憩を挟んで始まるスピーキングの時間です。
もし、あなたが誰も話していない静かな環境の方が集中してスピーキングに取り組めそうなのであれば、会場には1番乗りを目指すべきです。
それに対し、少しくらい周りの人も声を出している方が安心できる人は会場には6~7番目に到着するのがいいかもしれません。英語がネイティブではない人はこちらのタイプの方も多いと思います。
もちろん、狙った通りの到着順にはならないですが、何度か同じ会場に通うと何時に到着すればだいたい何番目かがわかるようになってきます。(残念ながら、ほとんどの方は1度や2度の受験で目標スコアに到達しないので、このような知識がついてきてしまうのです…)
個人的におすすめしないのは、受付終了直前に会場に行くことです。この順番だと、部屋中の受験者が声を出しているというかなりうるさい環境でスピーキングを始め、途中から周囲のライティングのタイピング音を聞きながらスピーキングをする羽目になってしまします。
自分が少しでもリラックスしてスピーキングができるように試験会場に到着しましょう。
試験中は荷物を足元に置いたりはできません。待合室のロッカーに預けることになります。
試験前に勉強したいとテキストをカバンに入れている人も多いかもしれませんが、試験のレベルや形式を考えると直前にテキストを見たくらいでスコアが大きく影響するとも思えません。
試験会場によってはロッカーが小さいこともあるので、必要最低限のもの以外持って行かないようにしましょう。テキストも小さいものや、自分でまとめたメモ程度がいいと思います。
リスニングが終わると10分の休憩があります。ここで、多くの人は軽い食事をしています。
とはいうものの、この10分休憩にはお手洗いに行く時間も含まれているので、あまりゆっくりしていられません。
私は初めての受験のとき、リスニングまでで疲れ果てて窓の外を眺めていたら、休憩時間が終わっていてスタッフの人に注意されてしまいました…
先ほどの荷物を最小限にするアドバイスにもつながりますが、休憩中に食べるものは別の袋などに入れておいて、カバンをロッカーにしまうときに一番手前に出しておくとよいです。
これは必要でない人もいると思いますが、個人的にとても役に立ったものです。
試験時間が長く、その間ずっとパソコン画面を凝視していると目が疲れてきます。
私は初めの2回ほどの受験で、ライティングの時間になると文字が少しかすんで見えたり、頭が痛くなったりして試験に集中できないことがありました。
ですが、ブルーライトカットの眼鏡を使いだしてから、ライティングでの集中力も格段に向上しました。
それほど重要性は高くないですが、人によってはコンディションに影響を与える2つを紹介します。
試験会場の環境と同じくらいトイレの質で当日のコンディションが変わってしまう人が一定数いるのではないかと思います。
特に、試験前に長蛇の列ができるようなトイレの会場はなるべくさせた方がよさそうです。
複数の会場を選べる可能性のある方は、トイレの環境もチェックしておくとよいかもしれません。
普段の英語学習でテキストをハイライトしながら勉強している人も多いかもしれません。
しかし、本番では試験問題はパソコン画面に表示されますし、時間制限が厳しいのでハイライトはしていられません。
普段から、ペンを持たずに英文を読むトレーニングをして本番に備えましょう。
上に挙げたものはどれも言われれば当たり前のものですが、試験に慣れていないうちは試験内容にばかり注意が向いて、それらのことを忘れることも多いです。
そして、そんなことから本番のパフォーマンスが低下するということもあり得ます。
TOEFL iBT®は試験自体も、その先にある出願も大変ストレスをもたらすものなので、少しでもいいコンディションで受験できるように工夫しましょう。
帰国子女受験や海外大学進学を目指してTOEFL対策している方で
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