今回の記事では、超短期間での「Mathの準備でここだけはやっておけ!」という分野をお伝えします

あくまで残り時間が30日切っている状態で、という緊急事態での苦肉の策ですので、時間に余裕がある人は参考にはなりませんが、短期間で片付けられるものを片付ければ600オーバーは狙えるかも?という特急コースです。

SAT Math 短期間対策:代数は最優先で取り組もう!

まずは出題数の多い代数。これは間違いなく練習しておきましょう。単純な一次方程式、連立方程式、二次方程式、比を使った計算、指数のルールなどがこれにあたります。整数、小数、分数の混じったものを正確に解けるだけの計算力を身に着けておきましょう。

お勧めは、「Non-CalculatorのSection 3」をトコトン練習しておくことです。必然的に計算スピードと計算力が上がり、それがSection 4にも直結します。

一方、最初からSection 4を電卓を使いながら練習を続けてしまうと、結局Sectoin 3での失点が目立ち点数がなかなか取れない、ということにもなります。Section 3で高得点を狙えるように練習を積み重ねるほうが実は重要です。

また、Section 3もSection 4も大きく出題範囲は変わらないので、Section3ができるようになれば、Section 4も結果的に解ける問題は増えます。

SAT Math 短期間対策:関数は3つにしぼって勉強しよう!

次いで、関数からは一次関数、二次関数、指数関数の3つを抑えましょう。三角関数は極一部しか出題されませんし、対数関数は出題されません。

一次関数であれば、直線の方程式を出せるようにすること、また二次関数は因数分解、解の公式、そして判別式をしっかりと復習しましょう。また、それぞれグラフが書けるように教科書で習ったことを全て復習しましょう。特に二次関数の頂点や解については代数的な理解とグラフとしての理解はマスターしておきましょう。これだけでだいぶ点数に繋がります。

SAT Math 短期間対策:関数は3つにしぼって勉強しよう!文章題は統計の問題を中心に!

そして、文章題からは統計の問題をなるべく多くの問題に目を通しましょう。グラフの読み取りや、平均値、中央値、最頻値、そして標準偏差、無作為抽出といった概念を理解しておけばそれだけでそれなりに問題は解けてしまいます。難しい計算式は解く上では一つも必要ありません。概念の理解だけで解ける問題です。

図形問題は、三角形、四角形の面積と角度について、三平方の定理、そして円からは円周と面積、弧の長さ、扇形の面積、円と接線の関係。これだけは復習しておきましょう。また、直角三角形の特別角と比の関係。これらを抑えれば解ける問題は多く出てきます。

まとめ

ここまでで、残り20-30日くらいでも得点に繋がる良い復習ができるはずです。

残念ながら細かいテクニックや本質的な理解の改善はこの期間では難しいかと思いますが、的を絞った勉強をするだけでも600レンジは狙えるようにはなるでしょう。

これ以上の結果を求める場合は自学習ではなくtutorをつけてピンポイントで集中的に対策をすることを強くお勧めいたします。また、問題を解く場合は必ず時間を計りながら練習をしましょう。時間を計る事の重要瀬については別の記事を是非参考にしてください。