海外からの帰国受験を検討する際、富士見丘中学・高等学校がどんなところなのか、その教育環境や入試傾向が気になる保護者の方も多いのではないでしょうか。特に女子校ならではの落ち着いた環境や、帰国後の英語力の維持、日本語での学習面のフォロー体制など、具体的な学校の姿を知っておくことは大切な受験戦略の一部になります。

古久保先生
学習相談員

講師:古久保 麻友

TCK Workshopのトッププロ講師。小学生時代にイギリスの現地校、中高はドイツのインターナショナルスクール(IB校)に通い、ICU大学(9月入学)へ進学。小中高受験や編入、英語資格、IBなど幅広い進路相談に対応。英語資格対策や中学受験・編入指導を得意とし、サレジアン世田谷・赤羽、ICU高校、学芸大国際などの合格実績あり。日本語作文、志望理由書、面接対策、IB DP(Japanese/English)指導も可能。

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    TCK Workshopの無料学習相談では、富士見丘の帰国生入試に向けた最適な学習プランを個別に提案しています。お子様の現在の英語力や滞在国の環境に合わせた受験戦略を、プロの学習アドバイザーが丁寧にサポートします。

    富士見丘中学・高等学校の基本情報と通学環境

    東京都渋谷区に位置する富士見丘中学校高等学校は、京王線の笹塚駅から歩いて5分という非常に便利な場所にあります。毎日の通学路は活気のある商店街を通るため、人通りが多く安心感があります。

    富士見丘という名前の通り、ラウンジの屋上からは富士山を望むことができ、明るく開放的な空間が生徒たちの豊かな学びに繋がっています。ブリティッシュ・トラッドをベースにした上品なデザインの制服も、生徒たちの間で親しまれており、学校生活に彩りを添えています。長年にわたり国際性豊かな若き淑女の育成を掲げてグローバル教育を実践してきた歴史があり、海外での経験を持つ生徒が安心して馴染める土壌が整っています。

    帰国生にとっての富士見丘の大きな魅力

    古久保先生

    海外での貴重な経験をそのまま日本の学校生活に繋げられる環境が富士見丘にはあります。周囲の仲間と刺激し合いながら、自分の強みをさらに伸ばしていくことができる素晴らしいフィールドです。

    一般生との交流が生み出す相乗効果

    富士見丘では、入学時の英語力に応じたクラス分けを取り入れていますが、日々の生活を送るホームルームは、帰国生と一般生が一緒になる混合クラスを採用しています。これにより、海外の異なる文化や背景を肌で感じてきた帰国生と、日本国内でしっかりと基礎を培ってきた一般生が日常的に交わることができ、互いにとって非常に良い刺激となっています。

    授業でのグループワークや学校行事、日々の何気ない会話を通じて、多様な価値観を自然と認め合う姿勢が育まれていきます。英語の授業ではそれぞれのレベルに集中しつつ、クラス全体としては一体感を持って過ごすことができるため、お互いの強みを認め合う素晴らしい相乗効果が期待できます。

    世界を舞台に活躍する模擬国連部の活動

    帰国生が自身の語学力や国際感覚を存分に発揮できる場として、校内でも特に注目を集めているのが模擬国連部の活動です。この部活動は、帰国生がより輝けるステージを作りたいという思いから設立され、現在では多くの生徒が所属する活気あるコミュニティとなっています。国内外の様々な大会に積極的に挑戦し、優れた成果を収めている実績もあり、この活動に憧れて入学を決める生徒も少なくありません。

    活動自体は週に1回という無理のないスケジュールに設定されているため、運動部や他の文化部と兼部しながら活動することが可能です。自分の興味がある分野を諦めることなく、多様な経験を積み重ねながらバランスの取れた学校生活を楽しむことができるのが大きな魅力となっています。他にもテニス部などの活発な運動部や、珍しい少林寺拳法部など、個性を伸ばせる選択肢が豊富です。

    富士見丘の手厚い帰国生フォロー体制

    古久保先生

    帰国後の大きな不安要素である英語力の維持と、国語や理数科目のキャッチアップの両方に対して、学校全体で少人数でのきめ細かなサポート体制が敷かれている点が非常に心強いですね。

    英語レベルに応じた上級英語プログラム

    富士見丘の大きな強みの一つが、英語レベルに応じて複数段階に分かれた上級英語プログラムの存在です。中学と高校のそれぞれに、生徒の習熟度に応じた最適なコースが用意されており、授業はすべて経験豊かなネイティブ教員が担当します。週当たりの授業数が非常に多く設定されているため、毎日質の高い英語に触れることができ、まるで海外の学校にいるかのような環境が維持されます。すべてのクラスが少人数制で運営されているため、教員の目が一人ひとりにしっかりと行き届くのが特徴です。

    毎週末に出されるエッセイライティングの課題には、ネイティブ教員による丁寧な添削が行われ、表現力や論理的な思考力が自然と磨かれていきます。中学の段階から高度な教材を用いたり、多読の習慣を取り入れたりすることで、高い英検の級や高スコアのTOEFLを目指す生徒も多く、4技能の中でも特にアウトプットの力が鍛えられます。帰国直後で日本の環境に戸惑う時期でも、フレンドリーな教員と英語で対話できるこの時間は、生徒にとって心地よい居場所となることも多いです。

    日本語学習と学校生活を支える学習サポート室

    海外での滞在期間が長いお子さんや、現地校やインターナショナルスクールを中心に通っていたお子さんにとって、日本のカリキュラムにおける国語や理科、社会などの学習に不安を感じることは珍しくありません。富士見丘では、各学年に帰国生専門のサポート担当教員が配置されており、一人ひとりの学習状況を丁寧に見守る体制があります。入学後の日々の様子や習熟度を見極めながら、漢字の習得や日本語での教科理解を助けるためのキャッチアップ講座を個別に案内するなど、きめ細かなフォローが行われます。

    特に高校1年生の時期は、全般的な基礎科目をしっかりと修得することが求められるため、進級をスムーズにするための補習などが一層手厚く準備されています。これにより、苦手科目を放置することなく、安心して授業に追いつくことができる環境が整っています。

    高い進学実績を支える学校推薦型・総合型選抜への対応

    近年、富士見丘は難関大学への合格実績を大きく伸ばしており、その背景には探究学習や高い英語力を活かした推薦入試への強みがあります。生徒の多くが、これまでの経験や個性をアプローチできる学校推薦型選抜や総合型選抜を利用して進学を決めています。これは、海外でのユニークな経験や高い語学力を持つ帰国生にとって、非常に相性の良い入試スタイルと言えます。

    また、海外の大学への進学を希望する場合にも、学習サポート室が中心となって出願手続きの解説やエッセイの指導、奨学金に関する情報提供など、個別のサポートを丁寧に行っています。進路に合わせた科目の選択についても、早い段階から丁寧なアドバイスが行われるため、将来の目標に向かって計画的に準備を進めることができます。

    【関連記事】上智大学の英語学位プログラムについてはこちらもご覧ください。

    富士見丘の帰国生入試概要と効果的な対策

    古久保先生

    入試方式が複数用意されているため、お子様のこれまでの学習背景に合わせた最適な選択をすることが大切です。早い段階から出願要件や優遇措置を確認し、準備を進めていきましょう。

    A方式とB方式の試験内容の違い

    富士見丘の帰国生入試には、主に現地校やインターナショナルスクールで学んできた生徒向けのA方式と、日本人学校で学んできた生徒向けのB方式があります。それぞれの特徴を理解し、得意な分野を活かせる方式を選ぶことが望ましいです。

    項目A方式(現地校・インター校向け)B方式(日本人学校向け)
    対象コース英語特別コースB・インターなど英語特別およびアドバンストコースB・インターなど
    試験科目英語エッセイ・基礎日本語作文中学:国数英から2科目選択/高校:英数国3科目
    配点英語エッセイ(100点)、基礎日本語作文(30点)、書類(30点)+日本語面接(40点)国語(100点)、算数・数学(100点)、英語(100点)※中学は選択による
    面接日本語面接(英語取り出し授業希望者は英語面接あり)日本語面接(英語取り出し授業希望者は英語面接あり)

    海外生特別入学・編入試験とレベルの目安

    海外に在住している方を対象に、秋の時期に複数の海外会場(シンガポール、ロンドン、ニューヨークなど)で特別入試が実施されています。この試験で合格を収めた場合、入学資格を一定期間保持することができるため、現地の学期を修了してから帰国したいというご家庭のスケジュールに柔軟に合わせることができます。

    また、入学時に求められる英語力の目安としては、中学の英語特別コースBで英検準2級、インターで英検2級以上、高校のアドバンストコースBで英検2級、インターで英検準1級以上が一つの基準となっています。特定の英語資格を保持している場合、入試において得点換算の優遇措置が用意されているため、事前に要項を確認して資格を取得しておくことが有利に働きます。

    面接試験で評価されるポイントと家庭での準備

    富士見丘の帰国生入試における面接では、出願時に提出する海外活動報告書の内容をもとに、より深い質問が行われる傾向があります。対策としては、海外生活の中で最も熱心に取り組んだことや、印象に残っている出来事、長年過ごした地域での経験、そして入学後にどのような学校生活を送りたいかを、自分の言葉で表現できるようにしておくことが大切です。

    形式にとらわれすぎず、本人がこれまでの経験を振り返り、生き生きと楽しそうに話すことができる状態を目指すと良い結果に繋がりやすいです。ご家庭でも、日常の会話の中でこれらのテーマについて話し合い、言語化する練習を重ねていくアプローチが有効です。

    まとめ

    富士見丘中学・高等学校の帰国受験に関するポイントは以下の通りです。

    ・京王線笹塚駅から徒歩5分という好立地にあり、通学路の安心感や快適な校舎環境が整っています。

    ・ホームルームは一般生との混合クラスで、互いに多様性を学び合える環境があり、模擬国連部などの活バツな活動も魅力です。

    ・少人数制のネイティブ教員による英語授業と、学習サポート室による手厚い日本語キャッチアップ体制が両立しています。

    ・大学進学では学校推薦型や総合型選抜、海外大学への手厚い指導があり、高いレバレッジ度を誇る進学実績があります。

    ・入試にはA方式とB方式、海外現地での特別入試があり、英語資格による優遇措置や家庭での面接準備が鍵となります。

    TCK Workshopでは、富士見丘中学・高等学校の帰国生入試に特化したオンライン個別指導を提供しています。英語エッセイの添削から、面接に向けた自己表現のアドバイス、日本のカリキュラムに合わせた学科試験の対策まで、お子様の状況に合わせたオーダーメイドのカリキュラムを提案いたします。帰国受験への第一歩として、まずは無料学習相談でお気軽にご状況をお聞かせください。