帰国生入試やグローバル教育を検討されているご家庭に向けて、大変注目すべきニュースがあります。高い進学実績と豊かな探究教育で知られる茗溪学園中学校・高等学校が、2027年度より「ケンブリッジインターナショナルクラス(通称:ICコース)」を新しく開設します。
この新コースは、従来日本語で展開されてきた探究的な学びや思考力育成を、英語という言語を通しても実践できるよう設置される新たな選択肢です。世界的に信頼性の高いケンブリッジ国際教育プログラム(IGCSEなど)を履修し、高校では国際バカロレア(IBDP)へとスムーズに接続する6年間の一貫したカリキュラムが用意されています。本記事では、茗溪学園ICコースの教育内容や入試制度、学校生活の特徴に加え、合格に向けて求められる力や効果的な対策について詳しく解説します。
TCK Workshopの無料学習相談では、茗溪学園ICコースをはじめとする帰国生入試や国際コース対策の最新情報をふまえ、お子様に最適な受検戦略を個別提案します。海外在住中からの対策準備や英語・算数の具体的な学習手順について、プロの学習アドバイザーが丁寧にお答えしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

TCK Workshop プレミアム講師。獨協高等学校を経て、早稲田大学国際教養学部(SILS)卒業。 オーストリア・ドイツへの留学経験を持つ国際派でありながら、中学・高校入試の全科目(英・国・数・社・理)を指導できる稀有な「オールラウンダー」。 SILSで培った広い教養と論理的思考力を活かし、SAT対策や大学入試の小論文・志望理由書指導において、合格を引き寄せる「書く力・考える力」を徹底的に鍛え上げる。
茗溪学園がICコースを新設する理由


茗溪学園が長年培ってきた探究学習の土台に、世界標準のケンブリッジプログラムが加わることで、お子様の学びの選択肢は大きく広がります。学校の設立理念と国際教育の目指す姿が深く合致している点に注目しましょう。
これまで主に日本語ベースで行われてきたこれらの高度な育成プログラムを、英語でも実践できるようにすることが、ICコース設立の大きな狙いです。2027年度の中学1年生から段階的に開行され、既存のアカデミアクラス(ACクラス)2クラス、名ジェネラルクラス(MGクラス)4クラスのうち、MGクラスを1クラス改編してICコース1クラスが誕生します。
茗溪学園が導入を決めたケンブリッジ国際教育は、ケンブリッジ大学の優れた研究成果をベースとした教育プログラムです。1858年に最初の試験が実施された歴史を持ち、現在では世界160カ国、1万校以上で採用されている国際教育のグローバルスタンダードです。
ケンブリッジ教育が目指す「革新」「振り返る力」「責任感」「意欲」「自信」の5つの資質は、茗溪学園が追求してきた4つの力と極めて高い親和性を持っています。単なる暗記にとどまらない探究型の学びや、思考力・論述力を重視した評価体系が、茗溪学園の教育ビジョンと完璧に一致したため、このプログラムの導入が決定しました。
6年間のカリキュラム構造とIGCSEからIBDPへの接続

英語で数学や理科を学ぶCLILアプローチと、日本の指導要領の良さを掛け合わせた学びが特徴です。世界で認められる資格であるIGCSEを取得した上でIBDPへ進めるため、国内外どちらの大学を目指す上でも非常に有利な構造になっています。
茗溪学園ICコースでの6年間の学びは、ケンブリッジ国際教育の「ローアーセカンダリー(Lower Secondary)」と「アッパーセカンダリー(IGCSE)」、そして「国際バカロレアディプロマプログラム(IBDP)」を段階的に進む設計になっています。
| 学年・時期 | 履修プログラム | 英語で学ぶ科目 | 日本語で学ぶ科目 | 到達目標・公式試験 |
| 中学1年〜中学2年 | ケンブリッジ・ローアーセカンダリー (Lower Secondary) | 数学・英語・理科・社会 | 国語・体育・芸術など | 探究型学習の実践と英語力の基礎確立 |
| 中学3年〜高校1年(12月) | ケンブリッジ・アッパーセカンダリー(IGCSE) | 数学・英語・理科・社会 | 国語・体育・芸術など | IGCSE外部公式試験の受験と修了証取得 |
| 高校1年(1月)〜高校3年 | 国際バカロレアディプロマプログラム(IBDP) | 選択科目に応じ英語または日本語で履修 | 選択科目に応じ英語または日本語で履修 | IBDP最終試験(45点満点)および資格取得 |
【関連記事】IBDPについてはこちらもご覧ください。
学びを支える充実したサポート体制と学校生活


英語や日本語の言語面でのフォロー体制、世界中の大学とつながるキャリア支援、そしてキャンパス至近の学寮など、生徒一人ひとりが安心して挑戦できる環境が整えられています。
言語面・学習面を支えるサポート体制
茗溪学園では、生徒一人ひとりが安心して学びに挑戦できるよう、学習面・進路面・生活面のサポートが充実しています。海外生活が長く日本語での授業に不安がある生徒や、英語での学習支援を必要とする生徒を対象に、放課後には希望者向けのサポート教室を開講。言語面のフォローに加え、各教科の疑問点を専門教員に直接質問できる環境が整えられており、帰国生や国際生も安心して学校生活をスタートできます。
世界につながる進路・キャリア支援
進路支援にも力を入れており、中学生の段階から将来のキャリア形成を見据えた多彩なプログラムが用意されています。筑波大学や東京理科大学をはじめとする国内大学、モナシュ大学やノッティンガム大学など海外大学との高大連携プログラムに早期から参加できるほか、年間を通してトロント大学をはじめとする世界各地の大学担当者による説明会も開催されます。さらに、高校生向けには保護者参加型の職場講話や卒業生による進路講演会も実施され、大学生活や将来のキャリアを具体的にイメージできる機会が豊富に設けられています。
安心して生活できる学寮環境
生活面では、学校から徒歩約3分の場所にある学寮も大きな特色です。約340名、全校生徒のおよそ5人に1人が入寮しており、中学生は3人部屋、高校生は原則2人部屋で共同生活を送ります。寮内には管理栄養士や看護師が常駐し、日々の健康管理から体調不良・感染症への対応まで、安全で安心できる生活環境が整っています。
国際交流と充実した課外活動
また、国際交流や課外活動も盛んです。世界30か国を対象とした短期・中期・長期留学やシンガポールの姉妹校との交流、World Scholar’s Cup(WSC)や海外で開催される模擬国連(MUN)など、世界を舞台に学ぶ機会が数多くあります。部活動では全国大会常連のラグビー部をはじめ、テニス部や体操部、バドミントン部、剣道部などが高い実績を誇るほか、約100名が所属する科学部など文化部も活発です。コースを問わず参加できるため、多様な仲間との交流を通して充実した学校生活を送ることができます。
【関連記事】茗渓中学の国際生特別選抜についてはこちらもご覧ください。
2027年度開始!茗溪学園 ICコース入試の概要と対策ポイント

茗溪学園ICコースの入試は、11月入試と1月入試の年2回実施されます。それぞれに専願(第一志望)と併願の区分が存在します。11月入試と1月入試の主な違いや特徴は以下の通りです。
| 項目 | 11月IC入試 | 1月IC入試 |
| 実施形態 | 完全オンライン(自宅受検) | 面接:オンライン / 筆記:来校受検 |
| 面接試験日程 | 10月31日 または 11月7日 | 12月18日、19日、26日のいずれか |
| 面接対象者 | 受検生本人は必須(保護者は寮希望者のみ) | 受検生本人は必須(保護者は寮希望者のみ) |
| 筆記試験科目 | 英語(50分)、算数・日本語作文(あわせて50分) | 英語(50分)、算数・日本語作文(あわせて50分) |
| 算数問題の表記 | 日本語・英語の2言語併記(英語解答も可) | 日本語・英語の2言語併記(英語解答も可) |
| 出願検定料 | 30,000円 | 20,000円(他コース同時出願時は一律30,000円) |
| 特徴・手続制度 | 海外在住のまま全日程を受験可能 | 他コース同日受験可・延期手続き制度(5万円)あり |
入試情報は変更される可能性があるため、出願前には必ず各校の公式サイトで最新の募集要項をご確認ください。
TCK Workshopによる茗溪学園ICコース合格・入学後まで見据えた学習サポート

茗溪学園ICコースでは、高度な英語力に加え、日本語・英語の両方で学ぶ力や論理的思考力が求められます。さらに、入学後はIGCSEやIBDPなど国際カリキュラムへと学びが発展するため、受験対策だけでなく、その先を見据えた学習の土台づくりが重要です。
TCK Workshopでは、世界各地の帰国生・インターナショナルスクール生を指導してきた経験をもとに、一人ひとりの学習歴や言語環境に合わせた完全個別指導を行っています。
茗溪学園ICコースに対応した実践的な英語指導
ICコースの英語試験では、高度な語彙力や長文読解力に加え、論理的に考えを表現するライティング力が求められます。海外現地校やインターナショナルスクールで学ぶ生徒は英会話力が高い一方で、アカデミックな英文読解や記述問題に苦戦するケースも少なくありません。
TCK Workshopでは、英文構造の分析から英作文まで体系的に指導し、「感覚で読む英語」ではなく、根拠を持って解答できる英語力を育成します。
日本語・英語の両方で育てる数学・算数の思考力
ICコースの算数試験は日本語と英語が併記されており、英語での解答も可能です。そのため、日本の算数と海外カリキュラムの違いを理解しながら学習を進めることが重要になります。
受講生の学習環境に合わせ、日本語・英語の両方を活用しながら指導を実施。日本特有の文章題への対応力と、将来のIGCSE・IBDPにもつながる数学的思考力をバランスよく養います。
IGCSE・IBDPを見据えた概念理解とアカデミックライティング
受験勉強だけで終わらず、その後の国際カリキュラムで求められる学習方法を早い段階から身につけられることもTCK Workshopの特徴です。
「なぜそうなるのか」という概念理解を重視しながら、理科・社会を含む幅広い教科で論理的に考える力を育成します。また、日本語・英語の両方で文章を書く練習を通して、レポートやエッセイ作成の基礎となるアカデミックライティング力を養います。
帰国生受験に特化した完全個別サポート
海外から受験するご家庭に向けて、世界中どこからでも受講できるオンライン個別指導を実施しています。時差に合わせた柔軟なスケジュールに対応し、学習計画から受験まで継続的にサポートします。
また、面接対策では、志望理由や海外経験、自身の学びについて自信を持って伝えられるよう、一人ひとりに合わせた模擬面接を実施。受験対策だけでなく、入学後の学びにもつながる力を育てることを目指しています。
まとめ
・2027年度より茗溪学園中学校で「ケンブリッジインターナショナルクラス(ICコース)」が新設され、中1から段階的にスタートします。
・数学・英語・理科・社会を英語で学ぶCLIL授業と日本の学習指導要領を組み合わせ、IGCSEから高校のIBDPへと接続します。
・IBDPにおける過去のディプロマ取得率は95%と世界平均を大きく上回り、国内外の超名門大学への進学実績が豊富です。
・入試は11月(完全オンライン)と1月(面接オンライン・筆記来校)の2回あり、英語(英検準1級レベル)と算数・日本語作文が出題されます。
・出願資格は海外在学1年以上(帰国後3年以内)または英検準2級相当以上であり、他コースへのスライド合格はないため戦略的な準備が必須です。
茗溪学園ICコースへの合格を目指すにあたっては、海外在校中からの計画的な英語・算数対策と、出願戦略が欠かせません。TCK Workshopの無料学習相談では、お子様の現在の学力や滞在国のカリキュラムに合わせたオーダーメイドの対策プランをご提案いたします。合格とその先のグローバルな学びに向けて、まずはお気軽にご相談ください。
