海外留学や現地滞在を経てせっかく身につけた高度な英語力を、日本帰国後に失ってしまうのではないかとお悩みではありませんか。日本への帰国後も英語力を維持・向上させるためには、日常的に英語を手段として使う環境に身を置くことが極めて効果的です。本記事では、単に英語を科目として学ぶのではなく、英語で各教科を学ぶカリキュラムを提供する日本の高校を厳選してご紹介します。

TCK Workshop プレミアム講師。横浜国立大学教育人間科学部卒業、University of Otago(NZ)への交換留学を経て、東京大学大学院総合文化研究科に2年在籍。 小学校および中高英語の教員免許を持つ「教育のプロフェッショナル」。教育学に基づいた科学的なアプローチで、AP Japaneseや日英小論文、難関校受験対策まで、アカデミックな指導を専門とする。
ご家庭の滞在時期や将来の進路に合わせた最適な学校選びと学習計画について知りたい方は、お気軽にTCK Workshopのサポートをご活用ください。経験豊富なプロのアドバイザーが、お子様の状況に応じた具体的な戦略をご提案いたします。
帰国後に英語力を維持向上させる学校選びの視点


帰国後の学校選びでは、英語力の維持だけでなく、日本語での概念理解とのバランスをどのように取るかが重要です。お子様の将来の進路希望に合わせて慎重に選択しましょう。
英語で学ぶ環境と日本語学習の両立
海外での滞在を終えて日本へ帰国する際、保護者の皆様が直面する大きな課題の一つが英語力の保持と向上です。日常の生活言語が日本語に戻る環境下で英語力を高く維持するには、学校生活の多くの時間を英語で過ごす環境が求められます。単に外国語としての英語の授業を受けるだけでは不十分であり、数学や理科、歴史といった主要教科を英語で履修するスタイルが理想的です。
同時に、日本人としての教養や日本語での論理的思考力をしっかりと育みたいというご要望も多く存在します。そのため、全教科を英語で行う完全なインターナショナルスクールではなく、国語や日本史などは日本語で履修しつつ、主要科目を英語で履修できる日本の高校が近年大きな注目を集めています。
ダブルバカロレアやIBコースがもたらすメリット
英語で授業を行う高校の多くは、国際バカロレア(IB)や、海外の高校卒業資格を同時に取得できるプログラムを導入しています。これらのプログラムでは、単なる語学力にとどまらず、批判的思考力やリサーチ力、プレゼンテーション能力といったグローバル社会で求められる総合的なアカデミックスキルを養うことができます。
また、これらの資格や履修実績は国内外の大学進学において極めて高い評価を受けます。海外大学への進学を目指す場合はもちろんのこと、日本の難関大学における帰国生入試や総合型選抜においても非常に有利な実績となります。
英語で授業を受けられる日本の高校5選とそれぞれの特徴


各学校によって英語で受講できる科目の割合や取得できる資格、出願に必要な英語資格の基準が異なります。募集要項やカリキュラムの最新情報をしっかり確認することが大切です。
三田国際学園高校と玉川学園高校の特徴
三田国際学園高校にはインターナショナルコース(IC)が設置されており、日本の高校卒業資格に加えて、西オーストラリア州の高校卒業資格(WACE)を同時に取得できるダブルディプロマプログラムを提供しています。高等部からの入学は帰国生を対象としたこのコースのみの募集となっており、英語、数学、理科、社会などの主要科目が専門知識を持つ教員によって全て英語で行われます。また、高校3年時にはオーストラリア大学進学統一検定試験(ATAR)を受験することができ、スコアに応じて海外大学出願時のTOEFLやIELTSが免除されるケースがある点も大きな特徴です。
玉川学園高校は、創立当初から帰国生受け入れに積極的で、国際バカロレア(IB)DP認定校として知られています。バイリンガル教育に注力しており、例えば10年生(高校1年生)の標準的な時間割では、週32コマのうち19コマが英語による授業、5コマが英日両言語を用いるバイリンガル授業、8コマが日本語による授業という構成になっています。経済、化学、歴史、美術などを英語で学び、アカデミックな英語力を日常的に伸ばすことができます。
広尾学園高校・東京都立国際高校・茗溪学園高校の特徴
広尾学園高等学校は、海外帰国子女受け入れ指定校第一号やスーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール(SELHi)の指定を受けた実績を持ち、高い英語教育水準を誇ります。インターナショナルコースでは主要科目の多くが英語で教授され、出願条件として英検2級以上相当の高い英語力が求められます。国語や保健体育などは日本語で学びつつ、数学や化学、歴史、ITなどを英語で履修できるため、日英両言語のバランスに優れた教育環境です。
東京都立国際高等学校の国際バカロレアコース(IBコース)では、数学、物理、化学、生物基礎、世界史、学術英語、探究型学習などの豊富な科目が英語で開講されています。一方で国語や日本史は日本語で指導されるため、日本人としてのアイデンティティや語彙力を損なうことなく、高いレベルでのバイリンガル教育を受けることが可能です。
茗溪学園高校は、帰国生受け入れ校として長い伝統を持ち、IBコースを設置しています。2026年9月現在のカリキュラム運用では、多くの授業を英語で行うスタイルに加えて、全授業を英語で実施するAll English DPコースも確立されており、すでに高い日本語力を持ち英語に特化したい生徒にも対応しています。卒業生のうち多数が海外大学へ合格している実績からも、授業の質の高さが伺えます。
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入試情報は変更される可能性があるため、出願前には必ず各校の公式サイトで最新の募集要項をご確認ください。
帰国生が直面する受験対策・入学後の課題と専門的な伴走の必要性

英語で授業を行う高校へ進学するためには、出願時点で英検準1級〜1級、あるいはTOEFLやIELTSでの高スコアといった極めて高い英語力が前提とされることが一般的です。さらに、多くの学校で英語による小論文、面接、数学などの筆記試験が課されます。
これらの試験内容は一般的な日本の高校入試とは大きく異なり、海外の現地校やインターナショナルスクールで培った思考力や記述力を適切に表現する技術が必要です。独学や一般的な学習塾の指導のみで対応することは容易ではなく、各校の出願傾向やカリキュラムの特徴を熟知した専門的なプロによる個別指導と伴走が不可欠となります。
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TCK Workshopによる英語で学ぶ日本の高校受験・学習対策

個別の経験や状況を深掘りする指導・エッセイ等のアプローチ
TCK Workshopでは、これまでに世界各地の帰国生を指導してきた豊富な実績に基づき、生徒一人ひとりの滞在国、通学校、英語力、将来のビジョンに応じた完全個別の指導を提供しています。
特に帰国生入試において合否を大きく左右するのが、英語によるエッセイ(小論文)や自己PR、面接の対策です。単に正しい英文を書くという文法的なアプローチにとどまらず、海外生活でどのような経験をし、それをどう学びに繋げてきたのかという独自の体験談を深掘りします。自分自身の考えを論理的かつ説得力のある英文で構築するためのトレーニングを徹底的に行います。
出願書類の作成から面接での実践的な質疑応答まで、生徒の強みを最大限に引き出すフィードバックを繰り返すことで、自信を持って試験に臨める状態を作り上げます。
各種試験・スコアアップに向けた戦略的サポート
英語で授業を行う高校の出願条件や優遇措置に活用されるTOEFL、IELTS、英検などの外部英語検定試験において、短期間で目標スコアを達成するための戦略的サポートを行っています。
各試験の出題傾向を分析し、生徒の弱点領域(ライティングの構成力、スピーキングの即興性、リーディングの語彙力など)をピンポイントで補強します。また、インターナショナルコースやIBコースの入試で課される英語での数学や理科の筆記試験対策にも対応しています。
海外のカリキュラムと日本の入試問題の双方に精通した講師が、専門用語の解説から解法テクニックまでをわかりやすく指導し、確実な得点力を養います。
日本語での概念理解と英語での表現力をつなぐ
海外滞在が長期間に及ぶ生徒や、逆に帰国直後で日本の学習スタイルに慣れていない生徒にとって、日本語と英語の間の思考の切り替えは大きな課題となります。TCK Workshopでは、日英バイリンガル講師や海外教育機関の事情に通じたプロ講師が指導を担当します。
抽象的な概念や複雑なトピックについて、まずは日本語で正確に構造を理解させた上で、それを高度な英語表現へと変換する双方向のトレーニングを実施します。これにより、単なる丸暗記ではない本質的な概念理解が深まり、入学後のIBコースやダブルディプロマプログラムにおける高度な議論やレポート作成にも即座に対応できる思考の基礎が形成されます。
短期集中から長期計画まで柔軟なオーダーメイドカリキュラム
受験までの残り期間や、現在の学力レベル、時差の有無などに合わせて、フレキシブルに受講スケジュールやカリキュラムを組むことが可能です。時差のある海外在住時からの事前対策はもちろんのこと、帰国直前の短期集中対策や、志望校決定に向けた長期的な学習ロードマップの策定まで幅広く対応しています。
さらに、合格後の入学前プレップ指導(IBカリキュラムの先取り学習やアカデミックライティングの基礎トレーニング)も実施しており、進学後に授業についていけなくなるリスクを未然に防ぎます。受験対策から入学後の学習定着まで、長期的なパートナーとして生徒とご家庭に寄り添い続けます。
まとめ
・帰国後の英語保持・向上には、主要科目を英語で学ぶ日本の高校やIBコースの選択が非常に有効です。
・三田国際学園、玉川学園、広尾学園、都立国際、茗溪学園など、それぞれ特色あるバイリンガル・インターカリキュラムが提供されています。
・合格および入学後の授業定着には、高い英語資格スコアや英語エッセイ、専門的な筆記試験への対策が必須です。
・専門知識を持つプロのサポートを活用し、計画的な受験準備を進めることが成功への近道となります。
志望校選びや受験対策に不安をお持ちの方は、ぜひ一度TCK Workshopへご相談いただき、夢の実現に向けた第一歩を踏み出しましょう。
