はじめにー桐光学園中学について

川崎市麻生区に位置する桐光学園中学校・高等学校は、国際社会で「次世代のリーダー」として活躍できる人材の育成を目指している男女別学の一貫校です。

国際交流イベント海外研修など、様々なプログラムを通して国際教育への理解を深めています。

海外からの帰国生の受け入れも積極的に行っており、様々なバックグラウンドを持つ帰国生一人一人の学力を伸ばしながらサポートするカリキュラムが充実しています。

また、一貫校ならではの丁寧な進路指導のもと、国公立大学や難関私立大学への合格者を毎年多く輩出していることでも有名です。

コロナ禍でオンライン説明会が多い中、受験での帰国にあたり、学習面や環境面で不安なことも多いですよね。

英語力の維持・伸長はできるのだろうか?

新しい環境で周りの生徒に馴染めるのか?

受験対策をする上で気を付けるべき点は?

今回は、桐光学園中学

  1. 学校生活
  2. 進学実績
  3. 帰国生入試情報

についてまとめていきます!

桐光学園中学の学校生活

まずは、桐光学園中学学校生活をみてみましょう。

男女別学の同校では、ホームルームや授業が男女別に行われます。 敷地内に男子校と女子校があるという感覚ですね。

六年間の一貫教育を通して、学年ごとに決められたテーマに基づいて、様々な学習プログラムや個人に寄り添った指導が行われています。

帰国生入試が開始したのが8年前と、他校に比べると最近ですが、帰国生の受け入れにより「多様性」を取り入れた教育に力を入れるようになり、帰国生のサポート体制も強化されてきています。

英語授業

帰国時に、やはり気になるのは英語力の維持・伸ばせるか、ですね。

「英語脳の育成」を目標にしている同校では、帰国生用の英語取り出し授業があります。

中学1年から英文法の授業(日本人教員)リーディング・ライティングの授業(外国人教員)で、4技能をバランスよく学ぶことができます。 高校2年からは、外国人教員による帰国生対象の講座も実施されます。

高い英語力を持った様々な帰国生と同じクラスで学習することで互いにいい刺激を受け、英語力の伸長につながりそうですね!

また、希望者を対象に、英字新聞を使用してのディスカッションなど、得意な分野を伸ばすユニークな講座があります。

他にも成績上位の生徒対象の講座英語試験対策講座早稲田大学の模擬国連サークルとの勉強会など、英語脳を育成するイベントが豊富にあるのも本校の英語教育の特徴です。

海外研修

上記にもあるように、多様性を大切にしている同校では、多種多様な国際交流イベント・海外研修に参加できます。

以下は、国際交流プログラムの一部です。

  • イートンカレッジサマースクール
  • エンパワーメントプログラム(名門海外大学の生徒と交流)
  • カナダホームステイ・英語研修

国内でも異文化や英語に触れる機会が多いのは魅力的ですよね。

海外研修では現地の人々との交流や現地の生活・授業体験ができます。

すでに海外生活の経験がある帰国生のお子さんも、授業で学んだ事をもとに改めて海外での研修に参加することで、将来につながる経験・発見ができるかもしれません。

ICT教育

桐光学園中学では2018年から主要5教科を中心とし、ICT教育を本格的に導入しています。

中学1年からASUS Chromebookの使用を開始しており、授業がない間も家に持ち帰って自宅学習でも使うことができます。

現代のデジタル社会で、ICT教育は必須になってきています。

教育に特化したASUS Chromebookを授業に導入することで、半年ほどでChromebookを使いこなせるようになり、大学や社会で必要とされるパソコンスキルを早い段階から習得できそうですね。

桐光学園中学の進学実績

次に桐光学園中学進学実績をみてみます。

英語教育やICT教育などの改革が進んでいる桐光学園中学の生徒がその先でどのような大学に進学しているか、気になりますよね。

以下は、過去の卒業生の主な合格大学・推薦枠のデータの一部です。

国公立大学
  • 東京大学
  • 京都大学
  • 一橋大学
  • 東京工業大学     …他、多数。
私立大学
  • 早稲田大学
  • 慶応義塾大学
  • 上智大学
  • 東京理科大学     …他、多数。
海外大学
  • Winthrop University
  • Minnesota State University
  • University of Pecs
  • Charles University     …他、多数。
推薦枠がある大学(指定校推薦・AO)
  • 東京都立大学
  • 横浜市立大学
  • 早稲田大学
  • 慶応義塾大学
  • 上智大学     …他、多数。

指定校推薦枠や奨学金制度なども充実している同校では、毎年多くの生徒が難関大学に合格しています。

また、書籍化もされている「大学訪問授業」は、様々な分野に精通している講師を招いて大学と同じ授業を体験できるというもので、行きたい大学や学部を決める上で重要な役割を担っています。

桐光学園中学の帰国生入試情報

最後に、桐光学園中学帰国生入試情報を確認しておきましょう。

桐光学園中学の入試内容は、以下の通りです。

受験資格① 保護者の海外在留に伴う海外滞在期間が通年1年以上、2017年1月以降に帰国、または国内のインター校に4年以上在籍している者。
② 入学後、保護者のもとから通学可能な者。
試験科目① 国・算・英から2科目選択(80分・100点)
② 面接

国語と算数は一般受験レベル英語は英検準2級レベルとされています。

英語の問題は他校と比べても易しいほうなので、他校と併願で英語受験を考えている方には英語選択がおすすめです!

人気の高い桐光学園中学で、一般試験が4科目受験のところ、2科目のみで受験できるのはやはりうれしいですよね。

しかし、学校のホームページにもあるように、他の科目の基礎学力がないと入学後の授業についていくのが厳しいとされるため、桐光学園中学の受験を考えている場合には他の主要科目もあらかじめ勉強しておいたほうがいいでしょう。

また、一般受験のレベルが高いため、国・算を選択する場合には、一般受験の過去問も参照しながらしっかりと受験対策をする必要があります。

TCK Workshop では、受験国語・算数 (日/英)の対応が可能な元帰国生・バイリンガルの講師が多数在籍しています。

日本のカリキュラムに沿った個別指導も行っております。

桐光学園中学の受験対策を検討されているのであれば、下記の料相談フォームからお気軽にご相談ください!

桐光学園中学のまとめ

桐光学園中学はいかがでしたか?

現在も教育改革が進んでいる桐光学園中学では、大学訪問授業や英語特別講座、ASUS Chrome導入型オンライン授業など、桐光学園特有のカリキュラムが豊富にあるため、帰国生も一般生も楽しく学習を進めることができます。

中学の帰国生入試では、

  • 一般受験の国・算の対策をする!
  • 受験科目以外の基礎学力を身に着ける!

の2点がキーポイントになってくるでしょう。