学校で課されるプレゼンテーションの課題は、いつだって緊張してしまうものですよね。

IB、国際バカロレアのカリキュラムでも、授業内でプレゼンをする機会はとても多いです。校内評価にもなるInternal Assessmentの課題や、TOKの発表も成績の大きな一部になってきます。

しっかりと点数の取れる、なおかつ自信を持って発表できるプレゼンテーションをするには、どのような準備が必要になってくるのでしょうか?

今回この記事では、プレゼンテーション課題が出されたとき、どのような準備と取り組みをすればいいのかご紹介します!

プレゼンテーションのコツ:準備から発表当日まで

準備から発表当日まで、どんな対策をしていけばいいのかを順に解説していきたいと思います。

プレゼンをする科目の授業Criteriaを確認!

プレゼンをする授業や、課されている課題には必ず評価基準やガイドラインとなっているCriteriaがあります。

課題が出たときに先生から貰ったり、科目ごとのガイドライン・シラバスに記載されていることが多いですが、手元になければ先生に聞いて直接もらえることもあるので、きちんと入手しておくことをオススメします!

評価Criteriaをきちんと確認することで、求められていることに応えて、見当違いなことを言わなくて済むようになります。必要なポイントをしっかりと抑えた、ブレないプレゼンを作るにはCriteriaをしっかり理解する必要があるので、まずはここを絶対に確認しておきたいですね。

プレゼンのスクリプト・台本の確認!

英語で行うプレゼンに慣れていないうちは、まずしっかりと話す内容を書き起こして台本を書くことをオススメします。

家庭教師や、英語のネイティブスピーカーの友人・学校の先生などに添削を頼んでもらい、自分がスピーチにしやすい文章にしていくことがカギとなってきます。聞いてくれる人にしっかり伝わる、自分も喋りやすいプレゼンのスピーチにすることが理想ですね。

観客に伝わりやすい、というのは文法的にも正しい、意味が通じている、ということですので、文章として読んでもおかしくないスピーチをまず目指しましょう。

もし英語のスピーチやプレゼンに慣れているようでしたら、全体の流れや、強く言いたい大事な箇所だけしっかりと言葉や表現を決めた上で、当日の雰囲気や流れでアドリブを入れても良いでしょう

しかし、言いたいことがブレてしまったり、自分が言わなきゃいけないことを忘れてしまって、結果グダグダになってしまうようなら、きちんと台本を作っておくのもいいかもしれません

一番大事なのは、台本があってもなくても、何度も練習することです!実際に立ち上がって、PowerPointやPreziを使ってプレゼンをするとき、自分が必要以上にソワソワしたり、声がうわずっているな?と感じたらそこを意識して変えてみたり、この文章だけやけに噛むな…と感じたらそこだけ言葉を修正してみたり!練習を繰り返すことで見えてくることはたくさんあります。

自信を持ってプレゼンをする人は、それだけ練習を積み重ねている人です。準備と練習にかけた時間だけ、堂々とした発表に繋がっていくので、めげずに頑張りましょう!

PowerPointやPreziを準備するときのコツ

学校の先生に何度も言われているアドバイスかもしれませんが、PowerPointやPreziなど、発表をしながら視覚的に見てもらう情報は【最小限にまとめる】ことが重要となってきます。

目で見るプレゼンテーションには長すぎる文章は書かず、なるべく【イラストや写真】など、シンプルなものを大きく見せて、あくまでも【イメージを伝える】ためのものにすることを強くオススメします。

プレゼンにたくさん文字が書いてあったり、長い文章が多くてフォントが小さくなっていたら、観客は発表している人の話を聞くより、「なんて書いてあるんだ?」と、見せられているものに意識を持っていかれます。

発表を聞いてもらいたいのなら、画面を読ませるようなことはしない!これを意識したプレゼン作りをするだけで、結果は大きく変わってくるはずです!

発表当日の心構え

久々のプレゼンテーションだとすると、それだけで緊張してしまいますよね。

発表の当日、意識しておくことは、まずなるべく早めに教室に着いていることです。時間に余裕を持って、プレゼンをホワイトボードに映すための準備を進めておくことで、授業が始まってからバタバタしなくて済みます。

プレゼンのバックアップもしっかりとっておいて、もしトラブルがあっても当日にUSB、Google Drive、メールなどにあるファイルをすぐに使えるようにしておくことも大事ですね。

そして何より大切なのが、落ち着いて、焦らないことです。焦ってしまうとどうしても声がうわずり、早口になってしまいます。

しっかりと呼吸を意識し、”um”, “like”, “so” のような単語を挟みそうになったら一拍置いてみる、など工夫をしながら、落ち着きと自信のあるプレゼンを目指しましょう!

準備で大事なこと
  1. プレゼンをする科目の授業Criteriaを確認しよう!
  2. プレゼンのスクリプト・台本をつくって何度も確認しよう!

まとめ

いかがでしたか?

IBのカリキュラムの中で、プレゼンテーションスキルは必須になってきますし、TOKでもプレゼンは高く評価される課題のひとつです。

高校を卒業してもプレゼンをする機会は多く出てきますし、今からしっかり準備をして損をすることはまずありません。

しかし、やはり分からないことや、IBDPのカリキュラムや、日々の課題、実際にプレゼンテーションの課題を出されたらどうしようなど、不安は拭えないかと思います。

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